昨夜、青森県で大きな地震がありました。津波も観測されていました。
被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
トラウマというのはあるもので、私のように被災地に住んでいない人間でも、2011年のことが思い出される揺れでした。
もちろん、被害の程度は2011年とは違いますし、私の住まいで感じた揺れの規模も2011年と比べれば小さいものでした。
ただ、揺れ方が独特で、2011年の揺れ方と似ていたと思います。普段の地震とは全く違う揺れ方をしていました。
縦とか横とか、P波とか色々な詳細はあるでしょうけども、そういうんでない、感覚、感情に近いものなのですが、今回、ずーっと揺れていましたよね。
測定していませんが、分単位で揺れていませんでしたか?今回。
2011年の地震も、やけに長く揺れました。
この揺れ方は「大きい地震だったなぁ」という「ここ限定の感触」より、「もしやどこかで大きな地震が起きたんじゃないのか」と思わせるに十分な揺れ方で、2011年当時もそれでテレビをつけて津波映像を目の当たりにしました。
そのトラウマがあるものだから、今回も揺れ方を感じて、どこかで大きな被害が出ているのでは…と情報を探せば、やはり震度6強、津波発生という大地震。
うわぁやっぱり、という思いがあります。
この文章を書いている現在、YouTube上でのニュースでは、停電などの話はありますが、人が被害に遭ったという詳細な情報は聞こえていません。
その情報はこれから集まるのでしょうけども、被害が最小で済むように祈ります。あぁ、火災などは発生しているようです。
既に町がほぼ寝静まっている時間帯でしたから、2011年と比べれば、外で被害に遭われた方は少ないと推測しています。
しかし、何よりも東北地方の方々は私なんぞの比ではないトラウマを抱えてらっしゃるでしょうから、物理的被害だけでなく、その角度からの心配もあります。
なんの被害もない地域の人間ですのでね。知ったようなクチを聞いても意味がないのはわかっております。
ただ、そんな人間の気持ちすらも鬱屈とさせるような、重苦しい地震でした。
