kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

ジンクス。

我が家には、ジンクスがあります。

 

お墓を洗うと、事故に遭う、というジンクスです。

 

事故というのは大きなものではなく、お墓からの帰り道に、後ろから軽く追突される、みたいな事故です。

 

父がそれで2〜3度、事故に遭い、それ以来、お墓を洗うことはタブーとなりました。

 

 

ですが、母がその話をある人にしていると、その方は、しっかりお墓参り、先祖供養をしているからその程度で済んだのではないですか、との言葉。

 

おぉ。

 

と、母は納得というか、そういう受け止め方もあるのだ、と感銘を受けていたようですが。

 

 

でも。

 

お墓参りは毎年、年に数回は行くわけです。

 

毎回、お墓を洗っていて、そのうちの何度かで事故に遭ったわけではなく、洗った時にだけ事故に遭っていたわけです。

 

 

父は、荒い運転はしませんので、当然、僕が物心ついて以降は、事故をした、という話は聞いたことがありません。

 

もちろん、このジンクスでは、こちらが被害者である事故ばかりなので、父の運転スキルは関係ないのかもしれません。

 

それでも、毎日車で通勤していて、過失事故はおろか、もらい事故だって貰わない人が、たまたまお墓を洗った帰り道に「だけ」事故に遭うというのは、どこか腑に落ちません。

 

その程度で済んだ、という以前に、その程度であろうと、なぜそのタイミングだけ事故に遭遇したのか。そこが既に不思議です。

 

 

ま。

 

これも答えがあるような話ではないんで、あくまで僕はそう思う、ということなんですけども。

 

 

問題は、そのジンクスが僕にまで受け継がれるかどうか、なんですね。

 

母は、父が亡くなり、僕が運転するようになってからも、お墓を洗ってはいません。

 

僕も、いざ自分の身のこととすると、軽い事故ならまだしも、万一大きな事故になってしまう可能性も考えると、非科学的であっても、躊躇いはあります。他人も含めて、怪我人が発生するかもしれませんしね。

 

 

そんなジンクスがありながら、今、お墓のメンテナンス、修理の相談をしています。

 

その際に、洗浄もお願いすることになると思うのですが、はたしてどうなるか。

 

 

…でも、お墓を洗う、という行為は、「よくない」こととは思えず、何かしらの「非科学的力学による現象」なのだとしたら、何がよくなく、どのような存在が否定をしているのだろう、というのは、疑問としてはあります。

 

父も、いまはお墓の中にいる側です。

 

父は、その真相を知ることができたんでしょうかねぇ。

いつも見てると気付きませんが、他家と見比べると、やはりだいぶ汚れてます。