kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

嗜み。

僕は、ゴルフをやりません。

 

ゴルフ、というスポーツに対しての好みはひとまず置いておいて、個人的な感想として、ゴルフというのは社交の場で必要なスキルだと思っています。

 

かつてのアメリカ大統領と日本首相のゴルフ外交での和気あいあいな写真は今でもニュースで出てきたりします。

 

そのような感じで、ゴルフは、ビジネスや政治の外交ツールでもありますし、業界内、グループ内での親睦であったり、他業種との関わり合いなど、もはや趣味とかスポーツの域を超えた、ひとつの共通言語のように思います。

 

 

でも、僕はやりません。

 

というか、必要になったらやるんだろうな、と思っていましたが、自分の携わる仕事や生活に、ゴルフは不要だったようです。

 

いや、向上心豊かな人であれば、それでも嗜んでおいて、自ら進んで社交の場へいき、嗜んだものを原資に出会いやチャンスを求めてゆくのでしょう。

 

僕は、そういう心理構造を持ちませんので、ただ楽な方に流れていった結果です。

 

 

そういえば、父親もゴルフをやりませんでした。

 

父親など、属する業界じゃ必要だろうに、嗜んでおりませんでした。

 

まぁ、やらなくてもやっていけた、という意味では、父親の業界では、ゴルフはあくまでプラスアルファを求めるツールであり、やらないと致命的にマイナス、というわけではないのかもしれません。

 

 

僕の場合は、業界というより、立ち位置がゴルフを必要としませんでした。

 

内側を向いてやる仕事なので、外交が必要ない立場ということです。

 

身内での親睦と言っても、勤務時間や休みもバラバラで、そもそも薄給で余計なことをやる余裕がある人はいませんから、例えば前職でやっていた、などの人たちが一部、やっているぐらいですね。

 

 

もちろん、今から始めよう、という気はありません。

 

本当に気に入って、単純にやりたい、と思うならやるでしょうけど、そうなると思えるほど、僕はゴルフを学んでも体感もしていませんので。

 

さらに言うと、それはもう、ゴルフがどうこうではなく、そもそもスポーツ全般に、あまり興味が持てないからだと思います。

 

 

子どもの頃は野球をやっていましたから、野球には多少のひいき目はありますし、たまに野球観戦をすればそれなりに楽しめますが、それはあくまで目の前の試合を楽しむ、というスタイルであり、例えば応援しているプロチームがいるとか、そういうわけではありません。

 

その他のスポーツもだいたい同じで、ゴルフもそんな中のひとつということです。

 

子どもの頃は、運動は好きな部類だったんですけどね。

 

 

そんなわけで、大げさに言うと、僕はたった一度の人生で、ゴルフというスポーツを身につけてこなかった、ということで、それが人生の損失なのかどうか。

 

ま、体を動かすより、そんなことを考えている方が性に合っているのです。