kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

こだわった話。

僕には娘がおるのですが、最近、エレキギターやベースに興味があるらしい。

お誕生日やクリスマスなどにあまり欲しいものを言ってこない子なので、こういう時にはさっと買ってあげたくなります。

とは言っても、ギターというのは性能からお値段からまさにピンキリで天井知らずですから、まずは安物から、ということになってしまいますがね。


ロックとかいいよね~、と、娘が言ってきますが、オジサンから言わせれば「ロック」と言われても幅がありすぎてお話にならない。

本当は、どのロックか?ロックの中のどれなのか?と聞きたいところですが、それはすでにウンチクが始まっていて、こまかく聞き出そうとすればするほど娘がドン引く可能性があります。

なので、いわゆるロックと言われる範囲の中で、娘が、または娘世代が好んでいそうなジャンルを見繕っていくしかありません。


皆がよく聴き、カラオケなんかでもよく歌われる、という曲を狙うとなると、いわゆるポップスになりますね。ポップスというのも範囲が広いですから、その中に様々なジャンルを内包しているわけで。そういえば僕が若いころはPOPROCKと言うジャンルがありましたが、今でもそう呼ぶのだろうか。

僕は昔から世間の音楽には疎いので、まして今の若い世代に流行っている音楽などほとんど聴いたことがありません。それでも、耳にしたことのある数少ないイマドキの音楽を振り返ってみると、記憶にあるギターサウンドは、ギターボーカルのような弾き方が多いような気がします。

主にコード弾きでギャンギャン言っている感じ。実際にギターボーカルでなくとも、ギターをそのように入れている楽曲が多いかなぁ、と思ったりします。

バンドサウンドなら他にリードギターがいて、ギターボーカルみたいな、というと、バンドならサイドギターとか、バッキングと呼ばれるリズム担当、みたいな感じですかね。

そのほか、今のポップスは音がたくさん重ねてあるので、ギターはあえて前に出て目立つ必要もないのかもしれませんね。後方でロック色を強めるための空間音というか、環境音というか、そんな感じの入り方をしているような気がする。

繰り返しの但し書きをしますが、これらは僕が聴いたことのある限られた範囲の、僕個人の感想です。


で。

そういう、コードでギャンギャンのギターサウンドを思い返し、ギター経験のない僕なりに分析してみると、ギターはテレキャスターと呼ばれるタイプがしっくり来るような気がします。

今の日本のポップスでは、あまり太い音は似合わない、というか、楽曲自体がとても緻密で繊細に創られていて音の数も豊富ですから、ぶっといギター音で他をかき消してしまうよりかは、それら豊富な音の中の1つとしてギターが含まれている、という、だいぶ後ろに引っ込んだ使い方なのかな、と。

もちろん、バンドスタイルの楽曲ではその限りではないでしょうけども。あくまで僕の中の「イマドキのポップス」の印象です。


ふむ。

テレキャスなら見た目もカッコいいし、日頃より僕も欲しいなぁ、と思っているぐらいですが。

果たして、娘はテレキャスでよいのかなぁ。

そして、テレキャスって安いモデルあるのかなぁ。初心者セットみたいなやつでテレキャスってあまり見たことないしなぁ。


激安モデルを探すのか、中古で安いものを探すのか、でも悩んでいます。