そう言えば、禁煙して9ヶ月が過ぎました。
禁煙のきっかけは、金銭的な理由が一番大きいのですが、やはり今の世の中は非喫煙者を中心にまわるように作られていますので、非喫煙者になった方が楽に生きられるのでは、という思いもありました。
そういえば、生命保険の非喫煙者優遇は禁煙後どのくらいなのだろう。
確か、尿検査かなんかで体内のニコチンがゼロであることを証明するとかだったから、期間というより、抜けたかどうか、ですな。でも、完全に抜けるのに1年ぐらいかかるとか、そういう話だったかな。そろそろ、保険屋さんに相談してみようかしら。
今の生活環境では、瞬間的または短時間とはいえ、タバコの煙にまかれるシーンはありますので、そういう時に吸い込んでしまったニコチンはどのように作用するのだろうか。
とはいえ。
主目的である金銭面としては、禁煙することで、まずタバコ代が節約になります。
そして、生命保険によっては非喫煙者優遇がありますので、そこで保険料も幾ばくか節約できることになりますね。内容次第ですが。
そして、直接的に金銭ではないですが、喫煙に費やしていた時間を、別のことに振り向けられます。
おおげさな話なのかもしれませんが、今では自由にどこでも喫煙ができるわけではないので、喫煙中はまず場所に束縛されます。なので、同時にそこ、喫煙所でやれることはせいぜいスマホをいじるぐらいなので、タバコを吸いながらの行動にも制約があります。
家族で出かけたりしていると、その時間はとても勿体なく感じたものです。
喫煙時間の束縛がなくなったと考えれば、それを別に振り分けているわけですから、なんらかのコスパが良くなっている…はずです。
そして、健康。
ここは僕はあまりピンと来てはいないのですが、喫煙は百害あって一利なし、なんて言いますから、よくはないのでしょう。僕の身の回りで、明らかに喫煙が原因で亡くなった、と言える方がいないせいか、健康に結びつけて考えることをあまりしない自分がいます。
ただし、個人的な感想としては、火をつけて吸う紙タバコから出るヤニは、体に悪そうな気はします。きつえんじょのあのベタベタが肺に付着すると思うと、いい気持はしませんね。
僕は最後は電子の加熱タバコでしたが、体感上は壁にヤニがつく、ということはなかったので、この面だけみれば、体には良くはないにせよ、マシなのかもしれません。あくまで個人の感想です。
禁煙したことによるデメリットは、やはり喫煙による快感というか、爽快感というか、気持ち良さを失ったことですね。
喫煙以外で、同種のの気持ちよさを感じたことはありません。まぁ、おそらく代替できるのは、薬物とか、そういうことになってしまうのでしょう。
そんな感想を持つ僕なので、禁煙したからと言って、喫煙することについて否定的な気持ちは持っていません。僕も、金銭的なことがなければ禁煙しなかったでしょうし、何よりこの年齢まで、金が無いくせに吸い続けてきたわけですからね。
今でも、あぁいいなぁ、とか、美味しそうだなぁ、と、喫煙所にいる人を眺めることがあります。
まだまだすぐそこに、ダークサイドはあります。