kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

傘。

いま、折りたたみ傘ってブームなんですか?

 

折りたたみ傘で通勤している人って、何年も昔に比べたらすごい増えた気がするんですが。

 

僕の感覚では、折りたたみ傘とは出先で降られた時のための予備で、はなっから雨模様であればちゃんとした傘を持って出るもんだと思っていましたが、朝から雨でも折りたたみ傘、という人をよく見かけます。

 

僕はそんな感覚なので、折りたたみ傘は顔まわりを濡らさない程度の小径サイズで、とにかくコンパクトにまとまる、軽い、を優先しているものだと思っていましたが、イマドキは、ワンタッチ式の折りたたみ傘もありますし、ワイドサイズのものもありますね。

 

 

折りたたみ傘をこの間ネットで買いまして。

 

僕は僕の感覚で、あくまで予備の傘、としてなのですが、少々欲張ってしまいまして、ワンタッチ式でワイド、いわゆるイマドキだろう、と思ったものを取り寄せました。

 

 

くそ重い。

 

僕にとってはあくまで予備なので、日頃から通勤カバンに忍ばせるのですが、このサイズだと全然忍んでいません。むしろカバン中身を含めた総重量の半分以上を傘が占めているんじゃないか、ぐらいの重量です。むしろ収納されている荷物の中心です。

 

 

そして、せっかくだから使ってみたのですが。

 

ワンタッチはよいが、閉じるのがクソ大変です。

 

折りたたみ傘、つまり携帯用であることから持ち手部分が小さいことと、折りたたみだからなのか、ビニール傘なんかより強靭なバネになっていることより、普通に引っ張ってきてカチンと閉じることが出来ません。けっこうな握力とか、引く力が必要です。

 

なので、なんとか閉じるためには、折りたたみながら戻ってくる傘の先端を、上から押し付けるようにしないと、カチンと行かないのです。

 

なので、手はビショビショになります。

 

この傘、搭載した機能は良いのですが、まぁ海外製ですので、その国のお国柄なのか、使い勝手までは考えずに作っているんですかねぇ。

 

 

そして、僕の中での折りたたみ傘というのは、布製の袋がついていて、普段はそれに傘を入れておく、というイメージなのですが、今回の傘は、皮、いや合成でしょうけども、それが筒状になったケースに収納します。ケースというほどの機能はなく、取っ手、または取っ手代わりの紐などはなく、クチをすぼめるような機能もない、ただの筒状です。

 

これに、自分で紐とかくくりつけて腰にぶらさげたら、傘というよりナタとか短刀みたいに見えるかもしれない無骨さです。

 

 

この手の商品、増えたような気がします。

 

多機能、高性能ではあるのですが、使う立場になって作っていないというか。

 

ん、なんか少し前にも似たようなブログを書いた気もします。あぁ、Bluetoothイヤホンの話の時か。

 

あれと同じです。ワンタッチで傘が開くという機能を搭載することが目的で、実は開いた後に閉められないとか、そういうところは見ない。定められた機能は搭載したので良い、みたいな考え方があるような気がしてしまいます。

 

 

そんなわけで、折りたたみ傘、はやくも買い替えたいかも、と思うぐらいには不便をしておりますが、まぁこの物価高の折、そうポンポンと傘は変えません。

 

あ、でも、この傘になってひとつ成長もありました。

 

使い勝手が悪い折りたたみ傘なので、あまり使いたくないのです。そのおかげで、天気予報をちゃんと見て、あやしい時はビニール傘なんかを持って出るようになりました。そういうスタンバイが出来るようになったのは成長です。しかし、そのおかげでより一層、折りたたみ傘がただの重たい荷物でしかなくなっておるのも事実です。

折りたたみを持たないとこうなるのが僕。