僕の勤める会社は、新卒採用はありません。
また、最初から正社員雇用もありません。
部署によって、アルバイトからだったり、契約社員からだったり、と違いはあるものの、非正規雇用から始まるのは共通です。
正社員としての雇用は、それらのアルバイトや契約社員が、数年間を地道に勤め上げた後、上司からの推薦という形で機会が訪れます。
もともとの採用時に資格や学歴を必要としませんので、正社員として登用する際も、業務の実績と、主には面接です。
まぁ、なので予定調和的なところが全くない、と言えば、嘘になります。ですが、少なくともコネとかそういう話ではなく、求められているからこその出来レースというのが、あったりする、ということです。
来年度からの社員登用に向け、まさにその面接時期となっています。
僕も、そのような面接の補佐として何人か立ち会います。現場のことを知る人間として、ですね。
日頃、ブログの中ではくさすことの多い自分の会社ですが、それでも、こうしてこの会社で社員登用を目指す人はいます。そして、それについては、批判的な意見は何もなく、純粋に応援したい気持ちです。
思えば、僕自身はグループ会社からの転属組なので、こういう、この会社ならではの「通過儀礼」は経験が多くありません。だからなのか、僕はこの会社に愛着が少ないかもしれません。
収入的に、もう1段階ぐらい、役職が上がると良いなぁ、なんて思っていますが、役職が上がると当然、責任も増えますので、ここの天秤が難しい所です。
昨年まで(厳密には今も)いた部署では、おそらく役職の上がりようがない閑職でしたから、はなから役職のことは考えてませんでしたので、これでも少しは前を見るようになったと言えるわけです。
話がそれました。
そんなわけで面接に立ち会うわけですが、全て中途の採用ですから、年齢も職歴も様々です。
僕なんかが評価するなど、畏れ多いような猛者もたまに紛れ込んでいたりしますので、意外と緊張するのです。