情報セキュリティとか、個人情報保護とか、世間ではかなり声高に叫ばれている印象ですが、一方で、当然のようにダダ漏れになっている企業もあるような気がします。
先日、電気代の話を書きました。
で、結局、契約先の電力会社を変えることにしまして、昨日、ネットから申し込みをしたのですが。
もうさっそく、謎の携帯番号から電話がかかってきました。
もちろん、電話に出ることはしなかったのですが、留守電を聞くと、自動音声ガイダンスによる、アンケートということでした。
ただ、内容が「アンケート内容で、光熱費を安く出来るか診断します」みたいな話で、要はどこかのセールスです。
早くないですか、と。
そんなに堂々と、情報が漏れますか、と。
何がムカツクって、なんか、こういうのはもう諦める風潮になってませんか?外で個人情報を書いたり入力すれば、それはもうどう使ってもいい、みたいな。なんなら売買するのが当然、みたいな空気があります。
昨日、電力会社に申し込みをして、次の日には、光熱費についての売り込み電話が来る。わかり易すぎですし、早すぎです。
まして、普通の携帯番号のようで、内容は自動音声ガイダンス、と、胡散臭さも完璧です。
実際、アンケートに答えたら、どこをオススメされるんだろう。まぁ、そここそが黒幕なんでしょうけども。
僕が申し込んだ電力会社は、大きい看板を掲げています。よくある「親会社はビッグだけど、そのグループ会社で、そこの名前だけだと胡散臭い」みたいな感じではなく、誰でも知っている企業名を掲げています。もちろん、本体ではなく、子会社なんでしょうけど。
なので、そう簡単に売買されちゃ、親会社の名前に傷がつくはずなんですが、先程も書きましたように、今は親会社含めて、こういう風潮です。
多分、仮に騒がれて部が悪ければ、その子会社の社長のクビを切って終わらせるんでしょうね。
その社長も、クビになったら本体に部長クラスぐらいで戻るだけでしょうから、なんの痛みもない茶番ですな。
会社ぐるみではないにせよ、現場の一社員のお小遣い稼ぎとして定着してるんじゃないでしょうか。
というのは、少しチグハグですもんね。電力会社に申し込みをしたら、電力会社のセールスが来るって。その手前でセールスしないと、番号を売ってくれた元会社にも失礼でしょう。なので、個人の勝手な行動かなぁ、と思ってみたり。
まぁこれも、バレたらクビを切ればいいし、切られる方も、それまでに荒稼ぎすればよいので、雇う側からしたら、暗黙のボーナスのようなものなのかもしれません。
僕の勤める会社も、個人情報を扱いますので、ここらへんのことは随分と厳しくやっています。先日、内部監査がやっと終わったところです。
そんな最中だけになおさら、オイオイ、という気分です。
これからしばらく、そのような電話やメールが続くのか、と思うと、ゲンナリです。