クラファンっていうんですか。
ほとんど興味がないというか、余計なお金はないので、そういうものに出資(?)したことはないです。
まして、自分が募るなど、コワくて出来ません。
ただ、一度だけ、幾らだったかな、出したことがあります。
単純に寄付、みたいな感じだったので、当然儲けは出ませんが、寄付者の名前を全部記載したプレートを作って飾る、というのが見返りというか、結果でした。
ほんと、思いつきだったので、なんでお金を出したのだ?と聞かれると、明確には答えられません。
その人がYouTube動画を出していて、自分がたまたまその視聴者になったばかりの時でした。
将来に向けたプラスの資金集めではなく、今を生き延びるための、保守的と言うか、守りの調達でした。
発生しうるマイナスをゼロにする、というニュアンスなので、当然、利息が乗って返ってくることもなく、元本も返ってはきません。
まして、その方の動画を、たまたま見るようになったわけですが、本来、僕自身が生きる生活環境とは重ならないであろう分野の方です。
どうも僕はそういうところがあり、意外と継続して見続けているチャンネルは、僕個人では趣味にも生業にもしていないようなテーマのチャンネルばかり見ています。
ガーデニング、中華料理、掃除、格闘技、物理…。
もちろん、趣味に合致するものも見ますが、全体の中では少数だったりします。
そのチャンネルのジャンルも、やはり私の実生活では全く絡みはなく、今後もないだろう分野です。
だから、その方の本業の店舗にそのプレートは飾るようなのですが、まず、僕がそれを見ることはないだろう、という関係です。
もしかしたら、動画の中で、チラチラ背景として映ることはあるかもしれませんけども、まぁ、一口あたりの金額と目標金額からするに、人数は多くなるだろうと推測され、すると一人あたりの文字は小さくなるでしょうから、まず、自分の名前など確認できないでしょう。大口でお金を出した人は文字が大きいでしょうけどね。
ま。
一口あたりの金額が、なんとかなる程度にはリーズナブル(?)であったことと、そのチャンネルに興味を持ち始めた途端に発生したことだったので、何かしらの縁を感じたのかもしれません。
実際には、少々、自業自得だとか、クラファンで金を集めるにはちょっと動機や理由が納得しがたい、という意見もそこそこある中でしたので、純粋にその人のためになったのか、というと、それはわかりません。
よく知りもしないYoutuberに貴重なお金を貢ぐぐらいなら、もっと困っている人達に向けた基金だとかに寄付したほうが、有意義だったかもしれません。
ただ、クラファンサイトを通じて、プレート完成の報告と、その写真が掲載され、それを僕も見たわけですが。
プレート紹介の写真なので、小さいながらも、文字は読めるんですね。
すると、なかなかなポジションに自分の名前があって、つい笑ってしまいました。
プレートの中心にお店の名前があるのですが、その、すぐ上にありました。距離感でいえば、そこは常連さんとか、身内とか、そのYoutuberさんとの距離感をそのまま表す場所なんじゃないのか、と思うのですが、まぁ、数が多いので機械的に並べていった結果なのでしょう。
逆に言うと、本気で応援している人達が出資しているだろうに、僕のような者がそのような位置にきてしまうとは、と、少し気まずい気分です。
ま。
そのプレートは、先程も書いたように、僕が直接見ることはまずありません。一期一会みたいなものなので、まぁこれは、面白い思い出として、話のネタに記憶しておこう、と思うのです。