先日、外出するのに財布を忘れる、ということがありました。
本来なら気がついた時点で取りに帰るのでしょうが、その時はそのまま目的地へ向かいました。
というのも、こんな私でも、キャッシュレス経済にある程度は乗っかっており、日常の買い物程度であれば、スマホがあれば事足りてしまう。
すごい時代になったものです。
今の時代なら、サザエさんも買い物には苦労しないでしょう。
お金というものが、どんどん概念化していくようです。
お金を使う場において、お金が概念化、バーチャル化していっている中で、お金を作る側でも、なんとか理論とかいう、お金を刷りまくれば借金なんざどうとでもなる、みたいな考え方が出てきましたね。あ、昔からある理論なのかな。
作る場においても、使用する場においても、お金というものが実態のあるものから、ただの概念、共通認識でしかなくなるとしたら。
そこには新しい経済、新しい価値観が生まれることになります。
実態としてのお金がなくなり、また、概念としてのお金の在り方も変わってゆく。
遠い未来のSFのように思っていましたが、これからの100年ぐらいでガラッと変わりそうな、そんな気がしています。
そのための下準備は、大半が整いつつあるような気がするからです。