近場でどっか行くかー
と、いわゆる配偶者に言ってみたら、スマホで近場を検索しまくっておる。
まぁ、近場は過去に思い付きで出かけたりもしたので、攻めるべき場所はそこまでは残っていない。
お互いの結婚前の過去まで遡ると、小旅行程度の先はだいたい潰されているので、この二人で行っていない場所、ということになっている。
いわゆる配偶者は、やはり旅に食は欠かせないようで、どうしても海方面になるようだ。
あげくに、食べに行きたいお店を軸に考えるので、どうしても頃合いの良い宿が見つからない。
二人で、お酒も交えて食べたいらしいので、どうしても宿が近い必要があるのだが、そうなると、宿がめっさ高いか、めっさ遠いかの2択になってしまうようで、ついさっきふて寝したところだ。
私は食にそこまでのこだわりがない。バイキングでソーセージとかあれば満足なので、宿の食事でも全然よいのだが、それでは配偶者は納得しない。
当然、急な話なので、もはや、空いている宿自体が少ないので、まぁ仕方のないところだ。
とはいえ、我が家に余剰資金などない中で、泣けなしの貯蓄を切り崩すことになるので、あまり奔放な贅沢は出来ない。
私は食に限らず、宿にもこだわりはないので、安いビジホで酒はコンビニで買ってきて、でもよいのだが、そうすると、旅に出た意味すらも希薄になってしまうので、旅情を感じる程度の宿はチョイスしておきたい。
私達の小旅行は、いつもこんな感じだ。
私が現場だった頃は、休みがギリギリまで確定できず、宿は余り物、行き先も、余り物の宿があった場所、という感じだった。
今は内勤職なので、以前よりは休みが取りやすい環境ではあるはずなのだが、何かと仕事がタイミングよく舞い込んでしまう。なので、お盆も休めなかった。
で、今回こそ、遅ればせながら20〜22日で夏季休暇を取ってドカンと一週間の連休、を目論んでいたのだが、部署内で病欠が出てしまい、休みの確定が取れぬまま今日に至る。
そんなわけで、いわゆる配偶者には、我慢ばかりさせてしまっている。まぁ、金もないし、出来ないなら出来ないで、余計な出費は抑えられるわけだが。
変な言い方になってしまうが、やはり一緒になる以上は配偶者に喜んでもらいたいものだし、そのために一緒になっているようなものなので、こういう時が一番もどかしい。
自分はなにかと欲が薄いので、旅行について特に意見はなく、おおかた配偶者の希望で決まるが、こうギリギリでは、出来ることも出来ないので、申し訳ない限りである。
お盆は一週間、会社自体が休み、みたいな制度も、あながち悪いもんじゃないんだなぁと思う。
そういう制度は、お盆ど真ん中であることが多いので、出かけるにはお金がかかるし、混む時期だが、それでも「嫌でも休まないとならない」というのは、何かと計画が立てやすい。
いずれにせよ、この調子だと後ろの土日祝が濃厚ではあるが、どこか、都合の良い場所があるといいなぁ、と、他人事のように思っている。