今週のお題「初夢」
初夢…見たはずなんですけどね。
毎年のことながら、覚えてないっつうか。
まぁ、一富士二鷹三茄子、みたいな夢ではなかったのは確か。
毎年、初夢は何かしら見るっぽいが、覚えていることも少なく、まして目出度いような内容ではないことが多い。
覚えてないくせに夢を見ただろうことだけは記憶に残るという面倒くさい体質なのだが、私なりの理屈では、年末年始というのは夢を見やすい身体的環境であり、初夢に何かしらの神秘性を感じるようなシチュエーションは少ないと思うわけで。
一般的、という括りで考えると、だいたい12月29〜30日あたりから人は休みに入るわけで、初夢を見るタイミングというのは、年末年始休暇に入って数日が経過している。
この数日は、基本的に仕事で得るような疲れはないので、必然的に眠りが浅くなる。つまり、疲れていないのだ。
私は、元旦などは関係なく、そんなシチュエーション、つまり連休などで頭も体も心も疲れていない時は、夜中に何度か目が覚めるので、夢はブツ切れるし、それらをすべて覚えちゃいないし、という具合である。
およそ、1〜2時間おきぐらいに目が覚めるので、二度寝三度寝の楽しみがある一方で、しっかりガッツリ寝ているか、というと、そこまでではないような気もするので、色々と残念な就寝環境である。
ところで、初夢を見るタイミングについても、議論があることだと思う。
大晦日から元旦にかけての夜に見る夢を初夢というのか、元旦の夜、つまり二日の朝にかけて見る夢を初夢というのか。
その年の最初に見る夢であれば、2月だろうと3月だろうと、初夢は初夢、という考え方もあろう。
私は、元旦から二日にかけての夢を初夢、としているのだが、まぁ、こんな調子なので、初夢で「いい夢見た!」と言える経験は一度もないのが現状。
ただ、夢というのは、その時のその人の状況、環境を表している、というのは納得が出来ることで、夢占いの類も一定の理を感じてはいる。
私自身、若い頃、一時に集中して繰り返し見る夢があった。そしてそれらは、今は全く見なくなった。
その時々の心配、不安、悩みなどが夢に反映する、というのは、ある、と考える立場である。
なので、初夢からは外れた話になるが、繰り返し見る夢があれば、それは、自分から自分へ向けたメッセージとも言えると思う。
そして、本人に夢を見させる身体的機能にとっては、正月など関係ないので、いい夢だった!みたいなことの方が少ないのではないだろうか。
夢を見たけど、覚えていない。
その方が、実は幸せな生活なのかも知れない、と思うのである。
