我が家に、お茶の、2㍑ボトルがあります。
このサイズ(1㍑以上)のペットボトルとは、しばらく接触することがなかったワタクシですが、このところ、買うようになりました。
このサイズのお茶って…こんなに注ぎにくかったでしたっけ。特に開栓後一杯目。
これ、はねずに注ぐって、出来なくはないですが、まるで鹿威しの如く、相当慎重に時間をかけてやらないとなりませんよね。
少なくとも、私が冷やしたお茶を頂くシチュエーションって、汗だくで帰ってきた時とか、夜中に無性に喉が乾いていて目が覚めるとか、そういう感じなので、
待ってられません。
おしとやかに、音もなく注ぎ終わるのを待つなど出来ません。
あっちこっちにバッチャバッチャ飛び散らせながら注いでます。
確か、ペットボトルで注ぐ裏技として、中身を素早く出すにはぐるぐる回して遠心力をつけて、というのがあった気がします。
しかし、あれは残った飲料を、単純に逆さにして出てくるのを待つよりは、遠心力で通気部分を作って逆さにした方が早いとか、そういうやつだったと思いますので、開栓後一杯目の話ではありません。
それとも。
私が今、よく買うのは緑茶のペットボトルですが、茶道的な、哲学的な、精神論的な何かが加味されているのでしょうか。
侘び寂び、とか。
薄氷を踏むが如くの気配りを持って給茶すべし、とか。
もどかしさこそ楽しめ、とか。
この世を救うほどの気魄を持って注げ、とか。
同じサイズのペットボトルでも、スポーツドリンクとか、別の飲料では実はこんなことは起きないのかも、と思ってみたり。
もちろん、買って確かめるほどお金に余裕はありませんし、そんなこたぁないだろうなぁ、とは思っておりますが。
なので、帰着する思考としては、メーカーは問題視していないのだろうか、ということ。
なんか、大手メーカーだと、こういう所もちゃんと課題として解決を模索しそうなものです。
コスパで考えれば、あまり余計な機能をつけて複雑には出来ないでしょう。
でも、大手メーカーなら、とてつもないアイディアマンがいて、解決しそうな気もします。
整流のための突起形状を内側につけただけで解決した、とか。
もしくは、一時流行ったおまけグッズ付きにして、注ぎ口にキャップの代わりに装着することで、一杯目から勢い良く注げる「ネジ式注ぎ口」をペットボトルに添付するとか。
ま。
そういう外付けアイテムは、探す所を探せばもうありそうな気がしてきます。
とにかく。
一杯目はそのように、おしとやかに注がないとビチャビチャにはねてしまうし、そのうえで2㍑ボトルの最初なので、注ぐ時には意外と重く筋力がいること、飲みたい時は大抵、喉が乾いていて急いでいることなどが重なり、
こんなブログを書くことになるのです。