オシャレな車が増えましたね。
私が車に乗り始めた頃から比べると、新車での販売時点で、かなりオシャレ、スタイリッシュになっていると思います。
カラーバリエーション、オプションなども豊富です。
まぁ、私が若ければ、ディーラーで用意したデザインでは満足せず、あえて社外のホイールを入れたりなどして他人との差別化を図ったりとか、そういうことも考えたような気もしますが、もともとの仕上がり自体がとても良くなっていると思いますので、無理にそんなこともしないかもしれない。
当然、今は買ったままの姿で乗っています。
ただ、一方で、昔ながらの無骨な車も好きだったりします。
ファッションセンスが歳と共に変わっているのもあるかもしれませんが、昔の車を、当時のままで乗るのもカッコいいと思います。
何十年と同じ車に乗り続けている方を見かけると、カッコいいなぁ、と思います。私より年上の車と、私の人生よりも長い間、一緒に過ごしているのだろう、と思うと、とても感慨深い。
まぁ、そういう背景があっての古い車、というのもありますので、にわかで乗り始めても、よほどの覚悟がいるとは思います。
なんせ装備も昔のままですから、至れり尽くせりの運転アシストとか、快適空間とかはないし、今とはエンジンから構造、仕組みが違うし、部品はもう生産されていなかったり。
単純に生活の足として、実用的という意味では、あまりに古い車というのは、その範疇からは外れてくるでしょう。
世間では、私が車に乗り始めた頃の車達も、旧車などと呼ばれ、一部車種では価格の高騰があるようです。
大事に乗り続けた同世代は、ちょっとした資産になっているでしょうね。
とはいえ。
私はやはり、もう一世代前、親父が乗っていた車なんかに乗りたい、と思ったりします。
車という物に接し、それがカッコいいと思い、私を車好きにしたのは、その時代の車だし、身近では、親が乗っていた車です。
親父も車が好きな人でしたので、大事にしていましたし、そこそここだわった車に乗っていたんだな、と、今となって思います。
私の中での、永遠のスポーツカーとして位置しているのは、丸目四灯の、マツダ・コスモです。