kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

車への愛着。

昨年の春、マイカーを買い換えました。

私自身、通勤は電車バスがメインなので、休日などが主な使用目的になります。


そんな我が家の車ですが、いわゆる配偶者が、来月から通勤で使うことになりました。


そのこと自体は無問題です。
もともと、二人とも使うだろうという前提で買いましたので。


ただね、いわゆる配偶者は、別に車好きというわけではない。
なので、車に対する愛着が、あまりないんですね。

まぁ、それ自体も別にいいです。
車は道具ですから、目的を達成するために使用するのであって、車のために目的があるのではありません。


ですが、わざわざディスることはないと思うんですよね。

もちろん、本人はディスっているつもりはないんだと思います。
ただ、総合すると、それってディスってる?みたいな話になるわけです。


一番の文句は、でかい、ということ。でかいから乗りにくいと。

一応書いておきますと、でかい車じゃないです。なんなら、私が乗ってきたマイカーの中では一番手ぐらいに小さい。
いわゆる配偶者は、軽自動車をベースに大小を語るので、普通自動車は大半が「でかい」ということになる。


私は車が好きなので、今回は、けっこう悩んだんですよ。

いわゆる配偶者も乗ることができて、それでいて、マイカーとして所有していて納得できる車がないものかと。


私はもともと、ミニバンタイプを乗り継いできました。
そして、昨今の車の大型化の波で、初めて購入したミニバンこそ5ナンバーでしたが、その後は3ナンバーサイズを乗り継いできました。
なので、私としては、この車はかなりコンパクトな印象なのです。


今回、思い切ってタイプを変えたのですが、いわゆる配偶者のことを脇に置いておいても、それには別な理由もあって。

自動車って、どんどん「高価」になっていますよね。
同じ車種の後継モデルを選択しても、購入価格はどんどん高くなっていきます。

なので、ミニバンタイプに乗り続けるにも、ちょっと金額的に厳しくなってきたというところもあり、お値段的にもサイズダウンを試みたわけです。
そこに加えて、いわゆる配偶者の「ミニバンなんぞ、でかくて乗れるかバカヤロー」という意見がありまして、それが決定打でもありました。


・お値段がお手頃
・いわゆる配偶者も運転できるサイズおよび仕様
・車好きな私でも、それなりに納得のいく車

まぁ、我が家の場合、親父の代からずっとお世話になっているディーラーがありますので、メーカーは固定になってしまうんですけどね。
その中で、私なりに考えてチョイスしたつもりです。当然、妥協するところはしています。


と、散々私のウンチクを語りましたが、そんな、悩んだあげくに選んだ車を、でかいから乗りにくいだの、車なんて足なんだからデザインとかは求めてないだの、そういう文句ばっかり垂れるわけです。

そんなに嫌なら、電車とバスで行けばいいじゃないかと思います。職場は、徒歩10分ぐらいで電車の駅があるようですので。
ですが、乗り継ぎが悪いのか、我が家からだと、車使用に比べ1時間ぐらい早く家を出ないといけないらしく、それが嫌だと。

じゃぁ、うちにはスクーターもあるので、それで行けばいいじゃないかと。すると、雨の日とか台風の時は大変だと。


率直に言って、そういう人に、あまり乗ってほしくはないんですよ。
この車だって、縁があって我が家にきたわけですし、それだったら、愛着を持って乗ってあげたいじゃないですか。

2台所有できるほど裕福ではないので、どうしても通勤にはその車を使わざるを得ない。
苦心して選んだ車。私がそれなりに愛着を持って乗っている車。

それを、車なんてどうでもいい、でかいからやだ、とか言っている人に毎日足に使われて、自分の知らないところでどんどんポンコツにされるわけです。

通勤に使われることを自分の中で消化するのに、少し時間がかかったぐらい、私としては、乗り気になれない話なのです。


2台持ちできるぐらいにいわゆる配偶者も稼いでくれれば通勤用に別途1台買ってもよいのですが、残念ながら高収入な仕事ではない上に、いわゆる「続かない人」なんですね、配偶者は。だから、収入も不安定で、自動車を維持できるゆとりはありません。

新型コロナの影響もあったので一概には言えませんが、それにしても、ここ数年の転職回数は、ちょっと年齢的にどうなのか、と思うぐらいです。


たぶん、そういう周辺の状況・環境も、このモヤモヤした気持ちに拍車をかけているんだと思います。
だって、通勤で使用するってことは、任意保険も、通勤目的に切り替えないといけないわけです。ということは、保険料上がるわけですよ。
私の立場からすれば、コストばっかりかかってしまい、あまり割のいい話じゃないわけです。経済的ゆとりが今現在、あるわけじゃないですしね。

ここまで、金銭的にも心情的にもコストをかけて、私がなんとかモヤモヤを飲み込んでそれを受け入れて、それでいてこれでまたポイっと仕事を辞めたりしたら、ちょっと我慢できるか難しいところだなぁ、と思っています。


そんな私のモヤモヤを知ってか知らずか、今日もまた私の横で、いわゆる配偶者が愚痴を言っています。
こんなでかい車で通勤する自信がないとか、自分は運転が下手だから不安だとか。軽自動車なら安心できるのに、とか。


あまり感情的になることは多くないと思っている私ですが、今日ばかりは、ぐっと堪えて、黙っているのが精いっぱいでした。

今日はそんな、愚痴のブログでした。