会社が、内装工事をしています。
手狭になり、上を下に、下を横に、とにかく限りあるスペースをつなげたりぶったぎったりと、けっこうないじりようです。
日曜に駆り出されてひたすら書棚の中のものを箱詰めしたり、あっちにあったものをこっちに移動し、次の週はこっちからまたあっちに移動し、など、平常業務と並行して行っているので、同じ荷物が何度も行き来する始末。
さて。
そんな内装工事も佳境を迎え、自分が所属する課の荷物も、いよいよ新たな場所に移動した書棚に移す時がやってきました。
とはいえ、課のみんなは予定ありで、とりあえずデスクにいられるのは自分だけ。
まぁ、ずっとパソコンに向き合っているのも目が疲れるので、とりあえず一人でひたすら荷物を書棚に詰めておりました。
台車に仮置きしている一番下、一番重い箱を持ち、うまく障害物を交わしながら書棚に突っ込もうとしたその時、腰のあたりで「ポキッ」と音がしました。
あぁぁぁぁ、ちからが、痛みが。
力なくその場に座り込んでしまい、とりあえずその姿勢のまま、状況を把握しようと試みる。
これは、もしかしてやってしまったのだろうか?
立つとか、何か動こうとすると、激痛が走るのではないだろうか?
立ち上がろうとして、痛いのは我慢できるとして、なんかこう、力が入らず、立ち上がれなかったらどうしよう。
そんなことを考えていたら、課の先輩が様子を見にきました。
「大丈夫ですか?」
「あ、えぇ、はい、問題なくこなしておりますよ」
思わずスッと立ち上がる私。
「あっ」
情けない声と共に、書棚に倒れるように寄りかかる。
「えっ?もしかして腰やった?」
「いやぁ、なんかポキッて音がしまして。それだけですよ」
「ポキッて…苦笑」
先輩には心配して頂き、その後の作業は明日にまわして定時で帰ることになりました。
立ち上がることは何とかできるし、歩くこともできます。
姿勢が変わるタイミングや、体重バランスが動くタイミングで
「あっ」
てなりますが、まぁなんとか帰宅しています。
「あっ」
「あいててて」
「あつつつつ」
などと帰宅後もやかましく、いわゆる配偶者からも苦笑されつつ、腰に湿布を貼り、こうしてブログに書き留めております。
でも。
動けるってことは、ギックリ腰ではないんですよね・・・?
↑未経験者