どうも、呼吸をしていると鼻の先端に異物感を感じる。
このような時は、大抵、鼻毛が飛び出しはせずとも、かなりキワまで進出しており、呼吸する空気でたなびいていることが多い。
そんなわけで、朝から抜けそうで抜けない、指が届きそうで届かない鼻毛と格闘しておりましたが、時間もないし埓があかん、ということでピンセットを導入。洗面台に移動し、主犯格の鼻毛を根こそぎ抜いてやりました。
抜くのは良くない、という説もありますが、とりあえずここではそこらへん割愛します。
結局、二桁は抜いたんですけども。
ほとんどが白髪です。
なんか、以前もこんな話を書いた気はするのですが、ますます白髪率が上がったような。8〜9割の鼻毛が、白髪なんですよね。
髪の毛は、逆です。黒い方が多い。
他の“毛群”を見ても、ここまでの白髪率ではない。中ではヒゲが白髪率高そうだけど、それでも3割ぐらいだと思うんですよね。
なぜ、ここだけやたらに白髪が多いのか。
鼻毛は、吸い込んだ空気に含まれる異物を除去する役割があることを考えると、例えば物理的にダメージが多いとか、有害物質にまみれているとか、そういうことでしょうか。
いや、だからこそ頑丈であるべき、という考え方もあります。
鼻毛は髪の毛などと毛の質が違い、太く、硬い上にうねっており、自らの役割を十分に理解している成長の仕方をします。少なくとも僕のは。
すると、だこらこそ、寿命が短いのでしょうか。
代謝が盛んとか、消費カロリーが高いとか。
でも、不思議なのは、白髪のまま伸びていると思うんですよ。するとこれは、寿命とかではなく、色素の問題ですかね。
白髪だと、黒い毛よりも質感が硬くなりますから、余計、鼻の中では気になります。チクチクもするし、引掛かりもあるし。
そして、花の中は常に暗いですから、白髪だと目立ちます。飛び出てしまうぶんには、黒い毛より目立たないんですが。
それでも、とりあえずは僕を守るためにこれらの白い戦士は戦っているわけですから、やれ目立つだの、やれ硬いだのと、文句ばかりではいけません。
愛情を込めつつ、感謝しつつ、しかしキワに伸びてきた鼻毛には容赦しない。
僕の、鼻毛との付き合い方です。