kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

はてなブログ「今週のお題」

今週のお題「現時点での今年の漢字

 

「拡」

 

年末どころか半期でもなく、四半期ですらない。まだ、今年は1ヶ月も経っていない。

 

さすがに今このタイミングで挙げる漢字が、そのまま年末まで残ることは考えにくいが、とにかく、今、挙げるならこの漢字だ。

拡大、の拡だ。なんのことかは、いわずもがなだろう。

 

 

新規感染者数で言えば、軒並み過去最高を更新している地域は多い。

感染、という一事だけを見れば、最も強烈で大きな波がやってきたと言わざるを得ない。

 

感染者数ではなく重症化率の方が重要、とか、そういう話もあるのは承知しているが、もはやこのウイルスがもたらす厄災というのは、そこにはないのではないか。

(重症化などで闘病されている方を軽視する意図はございません)

 

言い方によるが、これは「全人類共通の敵」なわけで、映画などでは、国を超え、政治信条を超えて人類が一丸となり、打ち勝っていく感動のストーリーになり得ることだ。

 

残念ながら現実の世界はそうはなっておらず、むしろ奴らは、国とか政治とか、そういう部分ではないところ、言わば「国境を越えて心を攻める」ことで人類を二分させる危険を孕んでいるし、気を付けないと、実際に分断の片鱗は見えている。孫子も真っ青だ。

 

 

そして奴らは、まるで意思を持っているかのように、姿形を変え、方法を変え、何度となく人類に攻撃をしかけている。これで、かつてのスペイン風邪のように、人類に対抗策がなく高い致死率を誇っていたら、たぶん、今は世界規模で経済活動は麻痺どころか崩壊し、秩序もなくなり、人類総サバイバルに突入していたかもしれない。

 

だからよかった、というつもりもなく、とにかく「流行り病」という程度に考えていては、いけないのかもしれないな、と思うわけだ。

 

 

科学の力、叡智の結集で、いつか人類はこの災いを克服する時が来るだろうと信じている。

 

問題はエピローグであり、エンディングだ。

学ぶことは多かったと思うし、今後に活かす教訓も数多くあるんだと思う。

 

「待望の続編!」

「期待の最新作!」

が出てこないよう、締め括り方も考えておかねばならないと感じる。

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この物語は、銃では解決しませんがね。