言葉というのは、文章というのは、会話というのは難しいもので、正しく伝える、または理解してもらえるように伝える、というのは、とても難しいものですね。
身近であるほど、共通の物や事、ルールなどがあるので、ある程度の言葉で伝わりますが、全く外部の人間に過不足なく伝えるには、いちいち説明や注釈を入れる必要も出てくるかもしれませんし、逆に、本題とは関係のない情報はあえて言わない、ということも必要です。
で。
仕事でそんなことをやっていると、家庭での会話も、うっかりギスギスしてしまいます。
特に、いわゆる配偶者が仕事の話などをしますと、僕は門外漢ですから、逐一わからないわけで。
彼女が仕事上ではどういう話し方をしているのかは知りませんが、少なくとも我が家で僕に対して喋る時は「身内トーク法」になりますのでね。
いちいち「それはどういう意味なのか」「それは今この話で必要な情報なのか」「それは、どこにかかる言葉なのか」など、家庭での「今日こんなことがありました」という会話には不釣り合いなやり取りになってしまいますし、それで配偶者にキレられたりします。
年齢とか諸々の条件を抜きにしても、嫌われるタイプですな。
とはいえ、じゃぁ僕が仕事でバリバリそういう所で詰める人間かと言えばそうでもなく、どちらかというと詰められる側ですので、けして僕の会話法が良いものであるわけではありません。
それが出来たら、このブログももっと読みやすいものになっているはずだからです。