キャット、サキュレント、ミュージックの、キャットの話でも。
我が家の猫歴史としては、もともと僕が猫好きであったこともあり、飼いたい気持ちは常にあったのですが、配偶者が猫アレルギー持ちでしたので、しばらくは飼っておりませんでした。
が、ある日、気付いたんですね。
猫アレルギーは、だいたい皮屑とか、ダニとかが原因だった記憶があったので、もしかして、完全室内飼いの猫なら平気なのでは?と。
そこで、ホームセンターのペットショップで猫に触れ合ったところ、やはりアレルギーが出ないことが判明。全く出なかったということは、アレルギーの根本はダニの方だったんでしょうかね。
配偶者は、アレルギーが嫌で、ペットショップだろうが人の家だろうが、猫には近づかなかったらしいので、かえって気付くことなく過ごしていたようです。
そして、配偶者の猫欲が爆発。
僕は、猫をペットショップで買うのに抵抗があるタイプでしたので、譲渡会、保護猫の里親探し会などを教えてあげたところ、ふらっと行って、ふらっと真っ白な猫を連れて帰ってきました。
そしてしばらくしたある日、その子の世話のためにホームセンターで餌とかトイレの砂とか購入していると、配偶者の目に、とってもかわいい仔猫が飛び込んできたわけです。そこはかつて、配偶者の猫アレルギーをテストしたペットショップ。そこにいた、アメショーです。
僕は、反対しました。
先にも述べたように、僕の考え方というのもありましたが、そもそも経済的な問題がある。常にお金に困っているのは知っているはずなのですがね。
それだけかわいい子ならすぐに飼い主が見つかるよ、と諭していたのですが。
2ヶ月、いや3ヶ月かな、いつまで経ってもゲージの中にいるアメショーに、いてもたってもいられなくなった配偶者は、僕に再度の交渉。
僕から「よく考えて決めなさい」という言葉を勝ち取ったその日に、アメショーはうちの子になりました。まさに目が点になったのを憶えています。
そんなわけで、我が家には2匹の猫がおります。
兄弟ではないし、小さい頃から一緒というわけでもないし、性別も違う。だから、あまり仲が良さそうではないですが、犬猿の仲というわけでもなく、たまにじゃれあったりしつつ、うまく折り合っています。
特に、最初に連れてきた白猫は、前に飼われていたところで他猫とうまくゆかず、多頭飼いはできないと言われていましたが、今はなんとなくうまくやっているのを見ると、まぁよかったのかな、と思います。たまにアメショーと遊ぶ所を見ると、全くの他猫嫌い、というわけではなさそうです。おそらく不器用なだけなんだろう。アメショーがペットショップ出身だからなのか、そういう、空気に鈍感なところがありますが、それがかえって功を奏しているような感じもします。
ちなみに、配偶者の猫欲はまだ満たされていないようです。
僕はそのような思い出があるので、ホームセンターに行っても、彼女をペットショップには近づけないようにしていたりします。
まぁ、次は保護猫を、という思いが配偶者にはあるようですが。こちらからすれば、え?次?という感じです。