夜、一人でくつろいでいると、食洗機が動き始めた。
シンとした秋の夜、突然のモーター音で、僕も、傍らにいた猫もビクッと体が動いてしまった。
いわゆる配偶者がタイマーをかけており、いつもの事ではあるのだが、静かな夜ほど、びっくりしてしまう。
音の正体がわかれば、僕も猫も、なんだ、とばかりにまたゴロンとくつろぎを継続する。
ふと、時計を見た。
少し前に、いわゆる配偶者が「寝る」と言い残して寝室に消えたわけだが、それからまだ30分たったかどうか、というぐらいだ。
前回のブログに書いた通り、その日、僕は食洗機に食器を入れ、そのままスタートボタンを押して洗浄を始めたら、いわゆる配偶者から「うるさい」と言われたのである。
時間の頃はさほど変わらないし、いわゆる配偶者が布団に入ってからの時間で言えば、今日のほうがよっぽど「すぐ」だ。
なんで今日はうるさくないのか。
根に持つ僕の話でした。