kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

猫の暖。

寒い日が続くせいか、最近の夜は毎日、私のお腹に猫が乗っている。

 

布団に入って数分もすると、待っておりました、とばかりに、そそくさとやってくる。

 

布団の中には入ろうとしない。

 

人とは、暑い寒いの基準が違うのかもしれない。

 

 

うかつに仰向けに寝てしまうと、一晩、みぞおちに数キロの重しが乗っていることになる。

 

幸いにも、執拗に乗ってくるのは軽い方の猫なので、重くて眠れない、ということはないが、そのぶん、目覚めたらみぞおちのあたりに、しばらく圧迫されていたことによる鈍痛というか、うぅ、と声が出てしまうような重みが残る。

 

 

そして、足元には重い方の猫がおり、こいつがまたガサツな奴で、足でどかしても動こうとしない。むしろポジショニングし直して、足に寄りかかってくる始末である。

 

つまり、警官二人がかりで押さえつけられた暴漢のような状態になるようなものだ。

 

 

そんなわけで、布団に入ったら、素早く寝るために最適な姿勢を確保しないと、乗られたり寄りかかられてからでは遅いのである。

 

少しでも怠り、猫に先を越されると、翌日のすがすがしくない目覚めが約束されるのである。

もはや私は獲物です。