kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

下僕。

ソファの上で、横になりながらスマホを見ていた。

 

少し寒かったので、横を向いて、腕組みをするような感じで片腕を胸元に配置し、もう一方の手でスマホを掲げているような感じで。なかなか腕が疲れる。

 

 

私の頭の上の方で、猫がぴょいっとソファに乗ったのが、揺れでわかった。

 

私のところまでくると、フンフンと顔のあたりを嗅いでいたが、そのうち、前足で胸元にある私の腕をちょいちょいとつっつき始めた。

 

 

普段あまりない行動なので、とりあえず腕をどかしてみると、よいしょっと言わんばかりに、私の胸元で丸くなった。

 

 

うーん、なんという身分。

 

私なんぞ、ただのホットカーペットとか、電気毛布とか、その程度に思われているようだ。

 

しかし、普段はあまり膝にも乗りたがらないのに、よくここが暖かいと気付いたな。

 

 

なんにせよかわいいので許してしまう。そして、猫の背中が密着していてこちらも暖かくてよい。

 

問題は、身動きが取れないことだ。

動くと、猫が安眠できないだろう、と考えてしまうのだ。

 

 

ほんと、人はすぐに猫の下僕となる。

暑いときはこう。