kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

無題の短文。

ちょっと前に、はてなブログのお題で「マイルーティン」というのがあったが、この、ルーティンという響き、昔は嫌いだった。

 

同じことの繰り返し、というニュアンスがあり、そこから同じ毎日を連想させ、目に見えない囲いの中で蠢きながら老いていくのを想像させたからだ。

 

 

だが、私の本質は、ルーティンを好み、同じ動きや日々の中に安心を覚えるタイプであることは、なんとなく知っていた。

 

同じ毎日はいやだ!という、若さというか、青さというか、そういう意識が働いて自分の本質から目を背けていたのは、当時の自分が意識高い系だった、というと嘘になるな、意識高い系になりたかった系、という感じだろうか。

 

世界中を飛び回るとか、そうじゃなくとも日本全国を所狭しと駆けずり回り、けして同じ日はない。

 

そんなのが、カッコよく思えた時がありました。

 

いや、今でもそれはカッコいいと思うが、自分には無理というか、性に合わないことも知ったので、もはや、そうなりたい、とは思わない。

 

本当は、狭い囲いの中で、好き勝手にやっていたいタイプであり、現在はそれを自覚したうえで、隠しもしないので、偏屈オジサンまっしぐらである。