私には、経営の才は微塵もありません。
蓄財、殖財の才もありませんので、これは落ちこぼれの妬み嫉み自己満足の独り言です。
ツイッターが名称変更され、Xという名前になったそうですね。
私はツイッターについては、はてなブログ機能である「ブログを投稿しました」しか使っていませんが、そういえばアプリのアイコンがXに変わっていましたね。
ニュース記事で見る限りの印象としては、イーロン・マスク氏の、暴走とも見える独断専行により改悪が続いている、と読めます。
私のように興味がない人間でも、ツイッターの買収からの大量解雇や有料化、先程はブロック機能の廃止を予定など、まぁ確かに買収後の急展開が連日ニュースを賑わせていますし、それらニュース記事のコメント欄は、批判的な言葉が大半のように見えます。
真相や、マスク氏の真意はどうあれ、世間の多数は、連日の改革を、そのように受け止めているということなのでしょう。
これだけ社会に浸透し、SNSの代表格で個人から企業、著名人に至るまでがひとつの通信手段、受発信手段として日常に組み込んでいたツールです。
私のような経済オンチからしたら、下手に改革するよりは、築き上げたものを大切にしつつ、さらなる発展を目指す方が無難だと思います。
もはやインフラと呼んでもよいほどのツールを、それを扱う多くのユーザーを置き去りにするような改革の連発は、不要な、余計な反発も招いているのは確かでしょうね。
なんか、勧善懲悪モノの映画の、序章のような感覚です。
世界の大半の人が愛用しているSNSを、世界的に活躍する、世界中で彼を知らない人はいないのではないか、というぐらいの影響力を持つ青年(?)実業家が買収。
しかしその後、人々のスマホから青い鳥アイコンは消え、そこには黒いアイコンに「X」の文字が。
これが、全ての物語の始まりだった。
的な、映画の序章を彷彿とします。
この場合、その実業家の本性は人間ですらなかったり、かなり常人離れした異能を持つ人間であったりして、更には様々な理由を持って、人類を滅ぼそうとか、混沌の世界を作り上げるとか、そんな野望を持っているのがテッパンですね。
でも、あながち冗談でもなく、青い鳥マークのアイコンが真っ黒な「X」に変わったのを見た瞬間、得も言われぬ不安を感じたのも確かです。
理由は知りませんが、Xという名前を選択したこと、イメージカラーが黒であること。
何か、裏側に潜む負の念を感じたように思いますし、さらに言えば、わざとそれを隠しきらず、滲ませているような気がしました。
そのような物語の場合、彼を打ち倒すヒーローが現れるわけですが、どういう設定になっていくでしょうね。
少し大人向けというか、現実的に探すなら、ヒーローは、同じような立場の実業家であったり、もしくは今までシェア率などにあぐらをかいて進化を止めていた歴史ある大企業の内側から現れたりするかもしれません。
そして。
このような物語では、ヒールが暴走してしまった理由が明らかになり、それを人類の過ちとして、繰り返さないようにしていこうと誓うところまでがセットです。
そう考えると、ツイッターを巡るドタバタ劇は、良くも悪くも、人々に影響を残し、何かしらの指針を残すのでしょう。