kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

SDカード。

ふとしたことから始めた、データの整理。

もともとは、もうだいぶ前に、読込が出来なくなったSDカードのデータ救出でした。

何年も引っ張ってしまっており、いい加減、どうにかしておきたかった、というところです。

業者に頼むと、そこそこのお値段がかかりますので、懐事情にゆとりがないと、なかなか頼めない、というのはあります。


さて。

とはいえ、どうにかしないと、ずっと喉に魚のホネが刺さったまんま、みたいな気持ち悪さがあるので、とりあえず業者に頼んでみる方向で、ネットでポチポチ探し始めました。

そして、頼もうと思う業者はいくつかに絞れたものの、他の事も気になってしまい、まだ頼んではおりません。


ひとつは、データ救出用のソフトウェアですね。

随分と昔に試したことがあったと思うのですが、当時はまだそのような分野が未発達だったのか私のチョイスが悪かったのか、役に立ちませんでした。

今回も、なのでアテにはしていなかったのですが、口コミなどを読むうちに、とりあえず試してからでも良いか、という気分になりました。


次に気になったのが、素人が一口に「SDカードやUSBメモリからのデータ救出」と言っても、複数の意味合いが含まれているのだ、ということ。

厳密には、我々素人が言う「データ救出」は、

・通常の手段では読み込めなくなった媒体からデータを取り出すこと

・破損して再生出来なくなったデータを修復すること

この2つを込みにしているような気がします。

なので、媒体から救出されたデータが、必ず再生できる状態とは実は言えないわけで、せっかく救出しても、そのほとんどか再生できないこともあるわけで。


とにかく私はまず、媒体へアクセスし、データを取り出さないことには進みませんので、それ系のソフトウェアを試してみました。

過去の経験から、あまり期待はしていないので、有料版は使っていません。


過去には、結局媒体へのアクセスが出来ず取り出すことすら出来なかったのですが、今回のソフトウェアは出来ました。

時の流れ、進化というやつなのでしょうか。それとも、過去の自分がダメソフトを掴まされたんでしょうか。

そんなわけでデータの取り出しは出来ましたが、さて、次はそのデータの「生存率」が問題です。つまり、救出したデータが、どれほど正常で、どれほど破損しているのか。


画像、動画ファイルに限って言えば、ざっくり50〜60%といったところでしょうか、閲覧できたのは。

もとのデータ量がデータ量なので、半分でも見られればかなりテンションは上がるのですが、しかし、閲覧不能なファイルが同じぐらいあるわけで。


そんなわけで、次の作業は、破損データの修復です。

こちらもソフトウェアなどはあるようですが、印象として、あまり無料で修復までできるものは多くなさそうな気がしますね。お試し版で、復旧できるかの判断までできるものはありますが。

こちらも色々探し、試してみて、そのうえで、改めて業者に頼むか検討しようと思っています。

そもそも、業者に頼んで、結果としてここらへんの精度が変わるのかどうかも、聞いてみないとわかりませんしね。破損したデータが少なくなるとかであればよいのですが、データ自体は直せませんとか、そこらへんの精度は変わりません、じゃ、頼む必要がなくなってしまいます。


今回の被害者であるSDカードは、スマホで使用されていたものです。特に問題なく使用していても、ある日突然読込が出来なくなる。そういうことがけっこうあったようです。今はクラウドがメインでしょうから、そういう話もあまり聞きませんが。

私自身も、過去にそれで幾つかのカードをダメにしています。


もともとはこんなにあれこれと復旧のために頑張る人間じゃないんですがね。自分の媒体など、特に大事なデータなど入っていることはありませんでしたし。


ただし。

今回のSDカード、データの中身が娘の幼少の頃の写真や動画、とあっては、さすがに諦めがつきません。

まだまだ先であろう、娘の「披露宴」や「二次会」用に、この手の素材は必須ですからね。


もうしばらく、あれこれ考えてみます。

気がつけばこういう電子媒体の時代もとっくに過ぎ去っているのですねえ…(しみじみ)