僕は詳しくウォッチをしていないので、渦中の人物のことをよく知りません。
に、しても。
随分と酷評され、稀に見る、と言ってもいいぐらい、批判しか目にしません。
前任の人も散々な評価だったと思いますが、それでも「出だし」は、もしかしたら、という根拠のない期待をどこかに持った記憶があるような無いような。
渦中の人物に対しては、その、もしかしたら、すらもないのは、既に見慣れて古びてしまっているから、でしょう。
少し前にも渦中の人物について書きましたが、その時はその人物の「執念」にフォーカスを当てました。それだけ固執し続けていましたし、まさに執念なわけです。
見方を変えれば、長いこと、その執念と共に人間像を衆人に晒してきたわけで。
新鮮味がないんでしょうね。
よい意味での想定外はありそうにないし、想定内なのであれば、期待は出来ないし、と。
ご本人は、どういう感覚なんですかねぇ。
どんな形であれ、望み求めたものを手に入れてほくそ笑んでいるのでしょうか。
長いこと、くじけず追い求めてきたことはすごいと思います。
しかし、だからこそ、こんな形で手に入れるのは、本人としてはスッキリしないんじゃないかなぁ、とも思うのです。
操り人形なのか。
神輿は軽いほどよい、ということなのか。
思想、理想などとは掛け離れた組織の力学、パワーゲームの末に、まさかの棚ぼた。
これが、長年、あの人が求め続けてきた姿なのでしょうか。
せめて、目新しくなくてよいので、現実的な判断をお願いしたいものです。