kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

はてなブログ「今週のお題」

今週のお題「小さい春みつけた」

春に限らずですが、風にあたることで季節を感じることが多いかなぁ。

あまりに強い風が吹き荒れているのは嫌ですが、基本的には風にあたるのが好きですので、その風が持ってくる「気温」とか「湿度」とか「匂い」なんかで、季節を感じるようです。


まだまだ寒い日もありますけども、そんな中でも時折あるまさに小春日和なんかは、風も暖かいし、暖かいから湿気も含んでいて、湿気を含んでいるから匂いが乗っていて、と。

別に、草花の匂いじゃなくて、土の匂いとかでもいいんです。これまでは寒い日の中のからっ風ですから、乾燥していますし匂うものもないので、風に匂いがありません(それはそれで良いんですけどね)。なので、風から匂いを感じると、暖かくなってきたんだな、と、なんとなく気持ちが高揚します。


あとは、色ですね。

子どもの頃や若い頃は気にもとめませんでしたが、やはり春は目に入ってくる景色の色が増えます。代表的なのは桜ですが、そのほかにも草花が芽吹き、虫や動物が活動的になるので、色が増えるほかに、景色に動きも出ますね。


世間では花粉症の人も多く、おそらくはこの春の陽気が嫌い、という人もいらっしゃるのではないかと思います。というか、僕のいわゆる配偶者がまさにそんな感じです。身の回りに花粉症の人は多く、調べたことないんですが日本人は花粉症の人の方が割合が多いのかしら、と思ってしまうくらいですが、どうなのでしょう。

幸い僕は花粉症ではないので、春らしい日は窓を全開に開けて家の中に風を吹き込みたいのですが、そんなことをしたら配偶者に鬼の形相で睨まれ、ピシャっと窓を閉じられてしまいます。


ただ、経験から言える確かなことは、年齢を重ねるほどに季節を感じるセンサーは研ぎ澄まされるし、季節から感じる感動やら何やらも、大きくなると思います。

そして、あと何回この景色、この陽気を感じることが出来るのだろう、という考えが頭によぎるようになると、今やってきたこの季節を、もっと感じたい、もっと楽しみたい、と思うようになります。


自分の人生の締めくくりを迎える時、春というのはとても良い季節かもしれないと感じることが増えました。

僕は秋生まれなんで、秋派なんですけどね。ただ、秋は年々短くなっていっているようで、人によってはもう四季ではなく三季だ、なんて言っていたりするぐらいなので、これはこれでゆゆしき問題です。


そんなわけで、僕が春を感じるのは、風、ということにします。

一日中見ていられるようになった気がします。