頭痛がする。
肩が重い。凝っている。
僕は頭痛持ちなので、よくこれら症状には悩まされます。
この歳になってやっと、うなじのあたりを冷やすと肩こりや頭痛になるって気づきましたので、今年の冬は、いち早くマフラーを取り入れております。
もともと、長髪だったり、長髪気味だったりしましたので、うなじのあたりを寒風に晒す、ということがあまりない人生でした。それが、刈り上げてみたりとかするぐらいには短くしてみたので、もう頭痛しまくりです。
いわゆる配偶者も、頭痛持ちです。
きっかけは僕とは違うようですが、なので、しょっちゅうどちらかが「頭痛い」とボヤいています。
さて。
肩こりや頭痛には、いわゆる心霊的な原因というのもあると聞きます。
肩こりがひどいとか、異常に肩が重いというときには、何か憑いているって言ったりしますよね。
しかも、えーとたしか右肩だと死霊で、左肩だと生霊だったっけか。逆だったかな?
そこらへんまで具体的な話は、少し眉唾な気もしますが、何かが憑くことによる頭痛や肩こりは、あるかもなぁ、と思っていたりします。
何度か経験があることなのですが、仕事からの帰宅途中、当時は現場仕事だったので深夜に車で帰宅することが多かったのですが。
会社では何の症状もなかったのが、運転中、急激に左肩がこったように痛くなってしまうことがありました。
それだけなら、もともと頭痛持ち、肩こり持ちなのでめずらしくもないのですが、その何度かの経験は、帰宅までの間に、その肩こりがなくなるんです。
なくなる時も、急激に「スッ」となくなるんですね。
なので、僕の解釈としては、途上で何らかの霊を「拾って」しまい、帰宅前にまた「離れた」のだろう、と。
そう考えないと、納得のいく原因が思いつかないのです。
時間にして、一時間ぐらいですかね。
急に肩が重く痛くなり、急にすっと軽くなりますので、さすがに「なんだったのだろう」と、気味も悪くなるわけです。深夜ですしね。
話が逸れました。
そんなわけで、そういう理由からの頭痛も、僕はあると考えているのですが、いわゆる配偶者が、完全な「喉元過ぎれば」タイプです。
僕よりも敏感、というより、心霊的にだいぶ苦労してきたのに、そのセンスが失われてからというもの、どうしてここまで無頓着になれるのか、不思議です。
以前なら、風が吹いても「霊的なものか?」などと警戒していたくせに、いまや「あったまいてー」とか言いながらロキソニン飲むだけですよ。
長年ウォッチしてきた僕だからこそ気付くところですが、霊的な頭痛や現象がある、と仮定するのであれば、今日の配偶者の頭痛は、霊的なものです。
なぜなら、感情が波立っているからです。
職場で不快に感じることがあり、それを僕に愚痴って、僕がそんなに同情的な反応じゃなかったもんだからへそを曲げる。
それだけならいいのですが、それで不満や怒りが収まらず、頭痛という形になってしまった。
不快に感じたという話、僕は同情的ではなかったと書きましたが、普段の配偶者ならやり過ごすこともできただろう、と考えます。
すると、それを不快に感じた、という時から、既に何かおかしかったのです。
なかなか、自発的に気付くには訓練が必要だと思いますが、気付けるようになると、自分で自分の感情をコントロールできるようになり、たぶん憑いたものは離れていきます。
偉そうに書いていますが、僕が完璧にできる、というわけではありませんし、それで霊が離れているかも、単なる僕の肌感覚です。
ま、そうすると、頭痛も起きなくて済むわけですから、心霊的な意味を除いても、イライラしたり、よくない意味で高ぶっている自分の感情に気づくことは、体調不良の予防に役立つことになります。
取り急ぎ、配偶者はさっさと布団にもぐったので今夜は良いとして、明日以降、長引いたら面倒くさいなぁ、と、ちょっとうんざりしています。