ウクライナでは、今回のロシア侵攻戦以前から重要拠点として守っていた都市が陥とされた、というニュースがありました。
ロシア軍は、練度や士気が低い、戦術がない、などと辛口批評が多いですが、それでも、このような戦果をたまにあげています。
つまり、変わらずウクライナは厳しい戦いを強いられているということです。
他地域でも戦争がはじまり、世界の注目がウクライナから逸れつつある今、ロシアにとっては都合が良いのでしょうかね。
アジアでも、戦争の火種になるかもしれないところで来年早々に選挙があるようですし、この、同時多発的な戦いの情勢を、世界はどのように見ていくのでしょう。
ここだけでなく、世界で、トップが代わるかもしれない選挙を控えていたり、支持率などから「代わるかもしれない」と目される国もありますのでね、これらも情勢に変化を与える変数になるでしょう。
西側、と呼ばれる国々は、影響力があるからこそ、彼らがどこに注目するかによって、各戦争での旗色は変わってきます。
そして、複数の場所すべてに介入する力はないでしょうから、同時進行となればどこかを見捨てることになるし、それを見越して、敵対勢力は、同時進行でコトを進めようとするのでしょう。
敵の敵は味方、などと言いますが、これは敵側からも同じことが言えます。
利害の一致から、思わぬ大勢力ができてしまい、それこそ世界を二分する大戦へとつながっていかなければよいのですが。
けして油断ができませんが、来年は、間近に迫っています。
><無