今週のお題「最近飲んでいるもの」
実は、食事にあまり関心がないのと同様に、飲み物にも、あまり関心がない。
関心がない、というのは、嫌い、という意味ではないし、美味しいものは美味しいと感じていると思う。
ただ、こだわってチョイスしたり、求めたりしない、ということである。自分にとっての心地よさを選択したら、味わいよりも面倒加減、ということである。
最近飲んでいるもの、というお題で、お題の説明には「寒くなってきて温かい飲み物を飲むようになった」とか、そのような例が書いてあったが、自分には、当然「面倒かどうか」がポイントである。
まず、生来、猫舌なのであろう。
キンキンに熱いのは、正直、萎える。
失礼な話ではあるが、例えばシチューとか、スープとか、キンキンに熱してあると、冷めるまで放置するタイプだ。
熱い食べ物、飲み物を、ヤケドしないように気を付けながら食べるのは面倒に感じてしまうし、美味しいものをガバッと食べれないのは、フラストレーションにしかならない。
だから、他の物を食べたり飲んだりしながら、冷めるのを待つわけだが、そうすると、そちらでお腹が膨れてしまったりして、メインであるシチューやスープを、残してしまいかねない(いや、残すようなことはしませんけども)。
話が逸れた。飲み物の話である。
日頃の生活では、ほとんど、コーヒーしか飲まない。
だが、勘違いしてはいけない。コーヒー好きとか、コーヒー通というわけではない。
豆から挽いて淹れたとか、本格的なお高いコーヒーとか、そういうものは飲まない。
僕が飲む中で、一番「それらしい」コーヒーは、コンビニの、缶やペットボトルではない、カップを買うコーヒーだ。それでも、ほとんどの場合、カフェラテにしているが。
もちろん、アイスである。
ホットだと、カップを持つだけで指に意識を取られるし、飲む時なんぞ、細心の注意をもってカップを傾けないと、確実にガブリと入ってヤケドする。なので、歩きながらなんかは絶対無理である。
持ち歩きたいときには、缶コーヒーになるわけだが、これも、無糖タイプを選ぶので、たいていはタリーズで、ブラックか、無糖カフェラテだ。
もちろん、アイスである。
コーヒーの本来の味、香りはホットでこそ味わえる、というのは、いわゆる配偶者からも言われる言葉だし、たぶん、そうなんだろうと思う。
だが、だからこそ断りを入れておいたのだが、僕はコーヒーが大好きとか、コーヒー通というわけではないのである。コーヒーに求めているものが違うのである。
他にこれといって選ぶものがない、もしくは、選ぶのが面倒だから、コーヒーになっているだけなのである。
なので、日頃の飲み物ほとんどが、コーヒーやカフェオレ、カフェラテ、といったものばかりで、たまに緑茶というぐらいである。
あぁ、この緑茶も「自分で淹れた」ものではなく、お~いお茶だとか、伊右衛門だとか、綾鷹だとかいう類だ。
もちろん、アイスである。
なので、最近飲んでいるもの、と言われても、真夏の盛りから、何の変化もない。
ここ1年内での、飲み物の変化と言えば、仕事中は専ら自販機で飲料を買っていたのだが、チリも積もれば、ということで、節約のために、自宅から持っていくようになったぐらいだ。自販機ではタリーズだったが、今は粉末をお湯で溶かすタイプだ。一杯あたりの単価が1/5~1/6ぐらいになる。
もちろん、少量のお湯で溶かした後は、冷水を入れて「アイス」にしている。
ただ、もともとあまり水分を取らないタチで、缶コーヒーも1日1本、今現在は、コーヒーカップで1杯程度しか飲まない日も多々あり、むしろ体に悪いから水分取れ、と、怒られるぐらいであるから、節約効果もそこまでではないだろう。
さて。
繰り返しになるが、飲み物を飲んで、美味しい、と感じる程度の味覚は持ち合わせているつもりだ。
ただ、追い求めることを面倒と思ってしまうタチなので、手の届く範囲で、まずい、と思わないものをチョイスする、という形になってしまっている。
その感覚と同様に、ホットは、飲むのに気を遣うのが面倒、という理由で、アイス一択なのである。
なので、ホットの方がおいしいとか、本来の味わいが、とか、そういうご意見を否定するつもりは全くないのである。
