kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

付き合い。

私は、人付き合いが得意でないことと、無精者であること、変化を嫌う保守的な人間であることがミックスされ、外との付き合いはすごく限定的です。

 

友人付き合いはほぼないし、年齢相応の取り引きや商談というものもなく、予定の大半は家族イベントです。

 

 

個人的な事情もあり、内側に向いた予定を毎週組み立てているだけで、もう十年以上になります。

 

この事情は、自身の家族のことで、身から出た錆でもあるので、聞こえのよい話ではありません。

 

 

さて。

 

そんなわけで、年齢相応の生き方をしていないので、たまに不安になるときがあります。

 

外とのつながりがないと、やはり老年になった頃、色々と面倒というか、問題がありそうです。

 

ご近所付き合いとか、そういうのも、出だしが自然発生的なものだとしても、一種のセーフティネットとして、人間には必要なものなのかもしれません。

 

 

大昔に比べると、セーフティネットを商売とする業種も増えましたので、まわりに頼れる知人や隣人がいなくても、それに近いセーフティネットを得ることは出来る世の中とは思います。

 

ただし、そこにはお金が介在し、お金によって「買う」安心なので、知人、隣人に囲まれた安心感とはまた別の何かでしょうけども。

 

 

今、住んでいるマンションは賃貸なので、ゆくゆくは去る日が来るのですが、それにしても、隣人とは、引っ越しの挨拶以来、顔を合わせたこともありません。

 

行き交う人と挨拶ぐらいはしますが、どこに住んでいる誰なのかは、全くわかりません。

 

 

これが、自分が住む街の当たり前なのだ、と言えばそれまでなのですが、もし、自分が違う場所に暮らしていたら、こうではない自分もいたのでしょうかね。

 

 

結局、私だけに限った話ではなく、老後、というものが、親世代と私世代では、驚くほどに違うものになっているような、そんな気がします。

少子高齢化社会。想像するのも難しい。