Bluetoothは、近距離の無線通信規格であると聞いております。せいぜい数メートル単位でしょうか。ヘッドホンだとか、スマホだとか、そういうところでお世話になっておりますが、工場みたいな場所だと、同じ建屋内でターミナルと機器を接続するのに使われたりもしているとか、何かで読んだ気がする。なんだっけな、省エネなんだったっけか。
で、このBluetoothは、近距離パワー型、と、勝手に思っていたので、例えばスマホと接続したヘッドホンやイヤホンは、それぞれを身に着けている限りは不具合は起きないと考えていました。
が、けっこう、電波障害みたいな現象があります。
特に多いのは、人の多い繁華街など。まぁ人の多さというより、そういう場所なので干渉するような電波が飛びまくっているんだろうな、と思うのですが。
音楽を聴いているだけなら自分が不快なだけで済みますが、電話だったりすると相手にも迷惑をかけてしまいますね。
結局、最強は有線だ、ということになりそうですが、こういう文化の進化は、おそらく体への埋込式とか、そういう方向に行きそうですから、そのうちイヤホンから音楽データから、みんな体内に入れてしまう、みたいなことにもなりそうですね。
想像が難しいですが、プレーヤーからスピーカーから全部頭らへんに入れてしまうと、操作はやはり、頭で「考えるだけで動く」ということになるのでしょうか。
考えるだけで動くとか、こわいですよね。
誰しも経験あるんじゃないかと僕は思っていますが、やっちゃいけない事ほど、頭の中で「やってしまおうか?」みたいな葛藤が生まれたりします。例えば、ちょっとしたまわりに迷惑になりそうなこと、とか。激しい人になると、おもむろに目の前の人を殴りたくなる衝動に駆られる、なんて聞いたこともあります。
広い意味では、頭で考えただけで動作したりしてしまうと、こういう、理性が抑え込んできたものが、とどめる隙もなく発生してしまうことになりそうでこわい。
全ての行動が頭で考えただけで実現するとしたら。
あ〜あついな〜服脱ぎたいな〜とか、思っちゃいけませんね。公然わいせつになりかねない。
あ〜もう帰って寝てしまいたい、とか、思えませんね。
これって、なにげにキツイ気がする。
あ、話が逸れましたね。
まだまだ途切れることのない音の供給、という意味では有線に軍配があがるのかもしれませんが、もはや有線のイヤホンなどは邪魔だしこんがらがるしで、使い勝手はよろしくない。
なので、Bluetoothには通信の安定性という方向でぜひ進化してもらいたいものですが、なんでもできちゃう「進化しすぎ」は、せめて僕がいなくなってからにしていただきたいかもしれない。