kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

最近の道具。

スタイリッシュなアイテムは好きですが、使い勝手と反比例するのは困りますね。

 

道具であれば、まず実務がしっかりこなせている必要がありますし、そのための操作性や使い勝手が悪いと、使えないのとほぼ同義です。

 

それでも、ファッション要素が機能にふくまれる存在であれば、例えば洋服なんかそうだと思いますが、それはそれで、機能を果たしているとも考えることができます。なので、ファッションのため、オシャレのためなら防寒効果が全くなかろうが、ピチピチすぎて関節の可動域が狭まろうが、それがその服の求められている機能なのであれば、よいのかもしれません。

 

 

今、僕が使っているBluetoothのイヤホン。

 

これは多分、僕の使用しているものに限らずだと思うのですが、非常にコンパクトな作りです。

 

それはそれでかまわないのですが、すごく操作性が悪いと感じています。

 

充電を兼ねてイヤホンを閉まっておくケースに、何かしらを操作をするボタンがついているのですが、これが非常にやっかいな場所についている。

 

蓋を開けてイヤホンを取り出す時に手を添える位置になるので、知らずボタンを押してしまっています。

 

そのボタン、物理的なボタンではあるのですが、表面のつるっとしたデザインを壊さぬように突起はしていませんので、触れた時に感触がなく、押したことにも気付きにくいのです。

 

結果、イヤホンを取り出して耳に装着しても動作せず、いちいちまたケースにイヤホンをしまい、ボタンを押してから再度取り出さないとならない。

 

 

そして、イヤホン自体にもなんらかの操作ボタンがついているのですが、こちらはタッチ式っぽいんですね。小さな体にボタンがしこまれているのですから、どうしても脱着の時に触れてしまいます。

 

しまうためにスマホで音楽などの再生を止めてイヤホンを外しますが、その際にボタンに触れているらしく、再び再生が始まったりします。

 

マスクなどの脱着で瞬間的に外す時なんかも触れてしまうことがあるようで、再生が止まったり次の曲に飛んだりします。

 

 

僕は基本がアナログな人間なので、こまかな機能は使いこなせません。

 

わかりやすく、ケースから出したら接続されて、音が出て、しまったら切断される。それだけで良いのです。イヤホン側からスマホなどを操作する必要はありません。

 

 

ボタンに触らなければ、僕の望むように使えるわけで、だから説明書も読んでいません。読んだ所で使わない機能でしょうし。

 

でも、だからこそ余計に、なんらかの操作をしてしまった時に混乱するわけですが、求めもしないのに説明書を読むというのは、激しく気力のいる作業で、いまだ出来ておりません。

 

 

いずれにせよ。

 

ケースのデザイン性、イヤホンの大きさなどから生み出されたボタン配置であったりするわけなんでしょうけども、どこか一方通行な気がします。

 

メーカーが作りたいように作ったというか、本当に使い勝手、ボタンの配置などについては調査したのだろうか、とか、試作した段階で気づかなかったのだろうか、とか、色々と考えてしまいます。それとも僕の使い方が特殊なんですかねぇ。

 

 

僕のこのイヤホンに限らず、最近の道具やツールは本当に多機能だし有能ですが、機能を盛り込む、見た目を良くする、という、売る側の理屈で成り立ってしまっているような商品も、たまに出くわしますね。

 

デザイン重視だから、それがボタンなのかただのはめ込まれたパネルなのかもわからないし、タッチパネル式の場合、そもそもどこにそのパネルがあるのかわからないとか、何かと関係ない時に体に触れてしまい誤操作してしまうとか。

 

 

あぁでも、なんか問題提起っぽく話したかったのに、結局現代文明ついていけてないオッサンの愚痴にしかなっていないような気がする。

 

※画像はサンプルです