昨年末に、異動があるかも、という話をブログで書きました。
かも、なので、まだ本決まりではないものの、そこそこの立場の人から呼ばれて言われていますので、そこまで適当な話ではないんだろうと思います。
今の環境から変われるなら、むしろ喜ばしいことではあります。
ただし、懸念がひとつありました。
グループ会社、実質的な親会社ですが、そちらの同名で同機能を持つ部署と綿密に情報共有したり打ち合わせたりがあるのですが、そこに、僕が苦手とする人がいるのです。
まぁ、苦手なだけであれば、平気なのです。
なんせ、ウマが合うとか合わないとかも、数年、気付かない僕ですから、苦手なだけなら、おそらく苦手なタイプと気付きもしないままだと思います。
その相手は、かつてうちの会社に常務という立場に出向で数年間来ており、その間に、良くもしてもらい、見捨てられもした、という経験があります。
特に、今の「腐った部署」への異動を伝えにきたのもその常務でしたし、その際も、目も合わさずに、そういうの好きだろ?みたいな、感情論だけで伝えられました。異動後は、朝晩の挨拶のみで、一言も話しませんでした。
根っからクセのある人ではあったので、敵にしたら面倒くさそうだ、と思っていましたが、そうなってしまった、という感じです。
そんな常務が、親会社へ戻り、嘱託という立場ではあるものの、僕が異動することになるかもしれない部署と、密接に関わっているのです。
正直、その元常務と関わるのは嫌で仕方ありません。
僕はもともと、人への好悪があまり強くないと思っています。逆に言えば、ここまで素直に「嫌い」と言える人も珍しいのです。
ただ、元常務との関係を修復するチャンスでもあるかもしれない、とも思いました。同時に、修復して何があるのか?とも思いましたけども。
ですが、今日、元常務が年末から出勤していないと聞きました。
年齢的に、体の不調でもあるのか、と思いましたが、そうではなく、どうも何かで同じ部署の人(多分その人の方が立場が上)にギャンギャン言われて嫌気がさして、辞める、と言っているそうです。
風向きを感じました。
そこまで僕が嫌う人が、関わることになりそうな時、いなくなる。
僕にとって、このルートは善いことなのではないか、と、期待してしまうような情報でした。
同時に、元常務にギャンギャン言われて傷つき、辞めていった人もうちの会社にいたと考えれば、元常務がここまで勤め上げてこの終わり方というのは、因果応報と言う印象です。
他人事と思わず、自分も、人との接し方でにおいて、気をつけないといけないと感じます。
とはいえ。
元常務と関わることがなくなったとしても、その元常務をギャンギャン追い込んだ人と関わっていかないとならないので、リスクがないわけではないですが。
うちの会社は、行き当たりばったりが得意なので、まだ、異動話が立ち消える可能性はありますが、この話は、自分にとっては吉なのかもしれない。
そう思った次第です。