マイクロソフトのアカウントの仕組みがよくわかんなくて困っています。
昔と違って様々な仕組みが複雑化していますので、うかつなことをすると、取返しのつかないことにもなりかねませんね。
少し前ですが、パソコン購入時に、マイクロソフトアカウントを、テキトーに設定したのです。
別の何かでアカウントを持っていたので、それにすればよかったのですが、なんとなく、家族共有のPCってことで、新たにアカウントを作ったのです。
ただ、このアカウントはPCを動かすためだけの存在で、何か表に出すようなものにはしないつもりでした。
だからテキトーであり、アカウントの個人情報は、我が家の猫になっています。
それが大誤算で、猫の実年齢を入力したものだから、未成年のアカウントということになってしまい、ブラウザでの閲覧から何かの登録・入力操作まで、いちいち「家族の方に許可をもらいましょう」みたいなことになってしまい、ヒジョーにウザったい。
そのために許可を出すホストを、私個人のマイクロソフトアカウントにしたのですが、いちいち確認メールが飛んで、それに対して許可をして、の繰り返しですからね。フリー素材画像の「いらすと屋」さんのページをめくるのにも、いちいち「許可をとりましょう」ですからね。やってられません。
なので、このテキトーアカウントを消したいのですが、これがまた出来ない。
アカウントの書き換えは無理っぽい。年齢さえ修正できればよいのですが、まぁ、これは出来てしまえばいくらでも改ざんは出来ますからねぇ。許可を得ましょう、です。
アカウントごと削除するには、ファミリー設定をしたホストが許可しないと削除できないとか、削除手続きをしてから削除されるまで1カ月かかるとか、もうとにかくイライラがマックスです。
今も、削除までの1カ月を耐えているのですが、何かの動作ごとに、最前面に「ログインしましょう」のポップアップが出てきて、そのたびに入力中の文章が途切れたり、動画の再生がとまったりと、ヒジョーに不愉快極まりない。そして、うざったいあまりにログインをしてしまえば、削除依頼はなかったことになる。
削除しろ、と言っているのに1カ月待たせる。それだけでも不愉快なのに、その1カ月間も「ログインしましょう」と、分単位、秒単位でポップアップを出すのって、すでにウイルス化していませんかね。
まぁ、これが正しい方法なのかどうかもわかりませんけども。ただ、それだけ堂々巡りをさせるし、取り返しがつかないような機能になっていると思うわけです。
なんかこう、囲い込みと言いますか、各社、各メーカー、必死になっている感がありますが、このところのマイクロソフトはとにかく、なんかやり方がずれているような気がしないでもない。
今回のアカウントもそうですが、OneDriveなんかもそうです。
言葉が悪いかも知れないですが、かつての王者が、なりふり構わぬ囲い込み、という風に見えてしまったりします。
特に詳しくもない一般人に販売されるPCのほとんどに、こういう機能を初期設定段階で組み込める立場、というのは強みですが、そこに胡坐をかいて、隙あらば動作させよう、隙あらば登録させよう、というのは、押し売りにしか見えないし、よくある「いやらしいサイトを覗いたら”登録しましょう”の広告ポップアップがうざいほどに出てくるようになった」やつと、なんら変わりがない。
この文章も、幾度となく出るポップアップに文章入力をぶった切られながら作成しています。
この、否応なく巻き込まれている感がとても不愉快です。
ビジネスなんだから、金儲けのためにあれこれやるのは悪いことじゃありせん。
ただ、個人的にはもう少し、商売っ気を隠してくれた方が素直になれるんだがなぁ。