kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

はてなブログ「今週のお題」

今週のお題「夢」


しまった。

ついこの間、夢の話を書いてしまった。
keke.jp

もう少し、温めておけばよかったなぁ、と思いつつ、仕方がないので他の夢ネタを探してみる。


夢は、記憶の整理、と聞いたことがある。

だから、夢はどれだけ現実離れしていようが、過去に見たことがある景色、情景などで構成されるという。

もちろん、その記憶とは、テレビ画面のはじっこにちらっと映っていたような、見るでもなく見たような景色も含むので、自分では”見たことがある”という認識がないものも多いのだろう。

そのような、無意識も含む既存の景色などから、独自の構成で”夢”という物語を構築する。既存の景色でオリジナルのストーリーを作る。そりゃぁ映像もとんちんかんだし、ストーリーも脈絡がなかったりする。


なんか、初期のAIみたいだ。

ここで言うAIは、文章を書いたり絵を描いたりする、あれだ。

どういう理由かは私はわからないが、少し前のAI作品って、どこかとんちんかんだったような気がする。

お金のかからない範囲でAIで遊んでいるが、特に絵の方で言うと、例えば人間の腕が逆向きについていたり(背中の前で腕を組むとか)、指がたくさんあったり、人「のようなもの」みたいなことになっていたりして、時には笑ってしまうし、時には言葉を失ってしまう。

もちろん、私の作成指示のまずさなどもあるので、一概にAIが悪いとは言い切れないのだけれども。


それでも、以前はネットのニュース記事などで、「AIが絵を描いた」と、絵自体はちょっとアレな感じでも、すごい!みたいなニュースになっていた。が、今のAIは本当にキレイな絵を描く。よい文章を書く。

これは、AI自体の与えられた能力がバージョンアップしているのか、それとも蓄積している学習量によるものなのか。

中には日記やブログを代筆したり、読書感想文を代筆したり(うる覚え)、求める「絵」を代わりに描いてくれたり、と、既にAIによる「人の仕事への侵略」は始まっているのではないか。


人間の脳も、実際に五感で感じることで”学習”をし、その情報をもとに”夢”を構築している、と考えると、やっていることはAIと同じだ。いや、AIが脳を真似しているんだったか。

つまり、例えばもっと脳の学習量を増やすとか、夢内の景色の構築について細かく指示出来たりするなら、もしかしたら、もう帰ってきたくなくなるような、リアルで、素敵で、ファンタジックな夢を見れるのかも知れない。


もしかすると、そうすると誰も”帰ってこなくなる”から、人の夢は「あえて」とんちんかんであることが多いのかも知れない。

明確に同じ景色で頻繁に夢に出るのに現実的な記憶がないのって、なんなんですかねぇ。