kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

ひとりごと。

相変わらず、映画のような話です。

 

報道されている内容通りであれば、あの国らしい処置です。

 

軍事会社総帥P氏の搭乗する飛行機が墜落したとのこと。

 

私がこの文章を書いている時点では、本人の遺体が確認された、などの情報がないので、確定とは言い切れない気はしていますが。

 

ニュースでは専ら、暗殺との見方があるようで、つまり事故による墜落ではなく、撃墜されたということです。いや、今朝の報道では爆発物を仕掛けられた、というニュースもあるようですね。

 

 

とはいえ。

 

かの国の大統領は、もとからP氏を許すつもりはなく、国外追放はあくまで、あの時の情勢での事態沈静化のための一時的な施策だったというわけです。

 

ただ、P氏も“そういう世界”に生きているわけですから、そこらへんは重々承知のはずで、彼なりにそこらへんをうまくかわしながらやってきていたように思います。

 

 

なので、P氏はP氏で、何か考えがあるような気がします。

 

この手の物語でよくあるのは、死んだことにして追跡を逃れる、という手法。

 

祖国から反逆者として逐われる立場にしては、自分のプライベート機でしっかり搭乗者記録も残していて…というのは、どうもそのままを信じることが難しいというか。

 

記録上、死んだことにして追跡を逃れようとしている、という印象の方がしっくりくるような気もしますし、いや、はなっからそのような攻防の中で、P氏が競り負けただけなのかもしれない。

 

 

P氏がどのような性格で、どのような理想を持っていたかはわかりません。

 

とはいえ、とりあえず今、人を集めることが出来る人間の一人であり、かの国の行く末に何らかの影響を与えることが出来そうな立場にいるだけに、彼の死が本当でも嘘でも、何か、報道に出てこない攻防があり、作戦があり、やりあった結果なのでしょう。

 

彼の国からしてみれば、彼がいる限り“内憂外患”であり、他国からしても、内側から引っ掻きまわしてくれるのは助かります。

 

 

かの国の大統領の、死亡宣言も随分と素早く、またあっさりとしたものだと感じますし、そこは、本当の生死よりも、政治的な死亡を強調したい気持ちの現れ、とも思います。

 

歴史を紐解くと、そのようなシチュエーションは幾つかあります。

 

有名人ですと、織田信長とか。本能寺での自害後、遺体は検知されていないので、厳密に言えば、そこで自害し果てた、という確証はないわけです。

 

確か、源義経も、遺体が見つかってなかったような説があったと思います。義経の場合はだから、死なずに逃げたという逃避行の逸話が東北地方に転々と語り継がれていたりします。

 

ただ、二人とも、仮に生き延びていたとしても、その後に復活は遂げていないので、政治的には命を絶たれた、ということでしょう。

 

場合によっては、遁世のためのおおがかりな芝居ですらあるかもしれない。遁世したい理由はわかりませんが。

 

信長はちょっと考えにくいですが、義経はなくもないかもなぁ、と、思ってみたり。

 

 

話が逸れてしまいました。

 

とにかく、そのように“身を隠す”手段としての、P氏側の策略、方便である、という見方も出来るのではないかと思っています。

 

ただ、彼の場合は“遁世”ではないでしょうから、いつかどこかで、声をあげ、その存在を明らかにするでしょうけども。

 

 

という、ただの憶測、素人の独り言でした。

 

なお、信長や義経のくだりは、ある作家さんからの受け売りです。