kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

9と5。

5月に、新型コロナが五類に分類されます。

国難、いや世界の危機であった世紀の感染症から、日常に潜む感染症、というぐらいにまで認識は改める必要があるのでしょうかね。


ニュース記事で見かけましたが、五類に移行される時期と、第九波が予測される時期が重なるそうです。


まぁ、さもありなん、という感じです。

というのも、新型コロナというのは、まるで意思でもあるかのように、人の心の隙をついて台頭してきました。

また、多くの人に「期待をさせておいて叩き落す」という特性があり、何度、泣き寝入りの大型連休を過ごしたことでしょう。

もはや心のブレーキが効かず、波が来ているのにもかかわらず連休にはっちゃけてしまって感染、という方も、今までの波の中でいらっしゃったのではないでしょうか。


以前、私はブログで「人心を分断するウイルス」と書いたことがありますが、5月にも、新型コロナはそのような攻勢をしかけてくるようです。

今現在でも、五類へ移行することについては、賛成・反対の意見がそれぞれあるものと思いますし、それに伴い、マスク着用マナーなどについても、様々な意見があるのではないかと思います。

特に賛否がない方であっても、ずっと感染することなく頑張ってきた方々は、ここで感染してしまったら悔しいだろう、とも思います。

どのような意見、考えをお持ちであったとしても、五類に移行された瞬間に爆発的な感染が起こっていたとしたら、どこかスッキリとしない気持ちにもなるでしょうし、警戒を解いて初の波、ということになるので、どのような結果になるのかわからない、という不安もあるのではないかと思います。


私個人は、幸いにも感染することなく今まで来ましたし、なんというか、自分って色々と鈍感なのですが、流行り病にも鈍感なんじゃないだろうか、と思っていますので、第九波が来ることについては、慌てず今まで通りの生活をするだけで良いと思っています。

五類への移行については、この数年で体に染みついた感染防止行動がありますので、さほど警戒するつもりもなく、私自身は強い賛成も反対もないのですが。


第九波と五類移行がコラボされるとどうなのか、というのは、私個人というより、社会情勢が少し心配ではあります。

今まで、幾度となく経験した「大型連休直前での緊急事態宣言」と同じような落胆が街中に溢れるのではないか。

五類へ移行、ということについて、声高に議論がなされるのではないか。

議論だけならまだ良くて、何らかの実力行使や事件につながったりしなければよいな、とか。


今年の夏。秋。冬。

皆が笑って暮らしているのか、怨嗟がとぐろを巻いているのか。

とにかく「本当にただの流行り病」にカテゴライズするには、そのような実績がないことには安心できない人もいるでしょうから、五類への移行についてどのような思いがあるにせよ、早く過去のことにするためには、一定の自律が今後も継続して必要なのだろう、と思っています。