今週のお題「投げたいもの・打ちたいもの」
お題のネタそのものになってしまうが、野球のボール。
投げたいというより、また投げられるようになりたい。
とはいえ、ガンガン野球に打ち込んで、肩を壊して投げられない体になってしまったとか、そういうストーリーは持ち合わせていない。
たんなる運動不足である。
野球を全くやったことない人だと、以外と盲点なのかもしれない、と思って筆をとっているのだが、野球のボールは、意外と重い。
日頃から練習して肩を鍛えておかないと、テレビで見るように軽々とは投げられない。
名選手イチローのバックホームは規格外だが、こまかくテレビに映し出されるシーンについても、運動はおろか、日頃からボールを投げていないと、なかなか大変である。
例えば、ピッチャーが投げたあと、キャッチャーがボールを戻すが、あの「戻す投げ」も、日頃から肩を作っていないと、とてもできたものではない。
座ったまんま、ノーバウンドでマウンドまで投げるのは、ホイッとやっているように見えて、運動不足のサラリーマンには出来ない。
同じように、内野ゴロもそうである。
三塁手がゴロを捌き、ホイッと一塁へ投げているが、あれも、鍛えているから出来ることである。
私は、中学生まで野球少年であったこともあり、社会人になってからも、数度、野球やろう、と誘われたことがある。
その都度、10年ぶりとか、そんな感じで参加したので、上記したような衰えを逐一味わった。
ピッチャーにボールを返すだけで、ピッチャーより先にスタミナが切れてしまうキャッチャー。
サードゴロを捌いたあと、マウンドまで助走をつけて投球する内野手。
投げる、という行為は、原始的であるゆえに、現代社会では、日常的に行わない行為になっている。
球技をせず、まして運動とも縁のない私のような運動不足サラリーマンでは、軽いキャッチボールであっても、息は上がるし、肩を壊すし、である。