このところ、月に数度、関係会社に出向くことがあるのですが、その会社は都心部にあります。
駅から会社までは細い飲食店街を抜けるのですが、その通りは、ずいぶんと自動販売機が乱立しております。飲食目的だけでなく、そこを通って職場などの目的地に向かう人も多いからでしょう。
ただし、これだけあって、電子マネーが使える自動販売機は、一台もない、というのが、私のプチ悩みです。
最近は、ちょっと飲み物を買いに、とか、その程度であれば財布を持たなくなりましたので、その会社に滞在中は、飲み物が欲しくなったら、その通りの先にあるコンビニまで行かないと買えない、ということになっています。
自販機で買う飲み物の品質については賛否あるでしょうけども、私は少なくとも、購入の際の手間が少ないのが魅力で、昔から自販機はよく利用していました。
わざわざコンビニで飲み物ひとつだけ買うぐらいなら、自販機で買ったほうが、店員さんの手間も省けますし。
ただ、さすがの私も電子マネー文化に馴染み、小銭はおろか、財布すら持ち歩かない時が増えてくると、自販機での現金購入はかえって不便になります。
もちろん、今後は電子マネー対応の自販機もますます普及していくでしょうけども、現段階では、普及の遅れは否めないのかな、と。
導入するにもタダではないでしょうし、自販機を設置するオーナー側の意向もあったりするのでしょうから、一律でポンとやれるものではないでしょう。やはり、ユーザーの声がメーカーやオーナーにもっと切実に届いていかないと、遅々として進まないのかもしれません。
私が電子マネーを自分の生活に導入した大きな理由は、お金の出入りを同時に記録出来るからです。ずぼらな性格ので、現金の出入りは、つい記録を忘れてしまう。
なので、電子マネーで買えるものは極力、電子マネーで、と思っています。
が、たまにこうして、電子マネーだからこその不便さに出くわすと、自分の生活も随分と様変わりしたなぁ、と、しみじみ思うのです。
弊害として、電子マネーばかりで現金を使わない生活だと、必然的に財布の中のお金もくずれていかないので、財布を持って出ても、結局、自販機では買えない、なんてこともありますね。
コンビニを強制されるのも、性格にはあまり好ましくはないんですがねぇ。