我が家の猫は、飼い主に似てしまったのか、おっちょこちょいと、不器用が、それぞれおります。
おっちょこちょいの方は、週に数回、キャットタワーから降ってきます。
やめなさいって言っているのに、わざわざ最上段でコロンコロンやってるもんだから、降ってきます。
不器用の方は、がさつ、という特性も持ち合わせているので、とにかくぶつかります。
私にぶつかる、ソファにぶつかる、テーブルの足にぶつかる。特に追いかけっこをしていたり荒ぶっていたりすると、なかなかの衝撃でぶつかっていきます。
なので、おっちょこちょいがキャットタワーから降ってきてドスンと着地をし、それを聞いて驚いた不器用が興奮してドカンドカンぶつかりながらどこかに走っていく、というシーンがたまにあります。
おっちょこちょいは、無理におすまし顔をして、降りたかったから降りたのよ、みたいな雰囲気をかもしだしており、不器用は、走っていった先からなぜか猫じゃらしを咥えて帰ってくると。
ちなみに、不器用の方は、そこいらでゴロンとするときも、がさつなもんだから、微妙に私の足に乗っかっていたり、ドンとダンボール箱などにぶつかったりしています。
先程も、微妙にヒゲが私の腕に触れる位置でくつろいでいた。クンクンと、私の腕の匂いでも嗅いでいて触れているのかと思ったのですが、見れば目を閉じて寝る態勢。ヒゲの先だけが、微妙に腕に触れていた。
猫にとって、ヒゲって大事じゃないのか。そんな扱いでいいのか。
私が説教を垂れ、不器用は、そうなの?みたいな顔で聞いている。
それを、しらけた顔で眺める、おっちょこちょい。
そんな我が家の猫です。