kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

はてなブログ「今週のお題」

今週のお題「人生で一番高い買い物」


このお題って、上を見たらキリがないというか、一定の所から上は「俺スゲー」話になるんじゃないかと予測しますが、どうなんでしょうか。

買い物、というからには、やはり主たる話題は「金額」ということになると思うのですが、我々庶民は額面では敵わないので、そこにまつわるストーリーなど、いわゆるプライスレスな部分で勝負するしかない。

てか、勝負事ではないんですけども。


さて。


昨今では、投資という言葉が随分身近になり、あちこちで聞こえます。ブログでも動画でも、閲覧すれば必ず「それ系」のサイトやチャンネルが目に止まります。

それは悪いことではないので、あれこれ言及するつもりもないんですが。



不動産投資というのがあります。

土地・建物に投資して収益をあげるというものだと思うのですが、このように、特に人々の生活に密着した現物を扱う投資活動となると、私のように古い人間は、どうしても感情論が出てきてしまうというか、余計なことを考えて、思うように投資活動が出来ない。あ、やってないですけどね、不動産投資。


というのも、「一所懸命」という言葉があるように、土地、というものには、昔から日本人は敏感だったんだと思っています。

昔なら、そこから米や農作物が生まれるわけで、国力即ち石高、つまり土地という時代もありました。

また、日本に限らず、領土を求めて奪い合いがあり、また、農業に必要な水戦争などというのもありますね。


なので、土地というのは特に、古くから誰かしらが「所有」していたわけで、何かの理由があって手離し、それをまた誰かが「所有」し、を繰り返しています。


ここまで人にとって「執着」のあるものになると、売地の看板を見ても、リサイクルショップで中古品を見るのとはまた違う印象を受けてしまいます。


当然、想像に難くないのが、断腸の思いで手離した例もたくさんあるんだろう、ということ。背に腹は代えられず、生きていくためにやむなく、という例ですね。

そんなことを考えてしまい、不動産投資は、投資の中でも特に自分には向かないなぁ、と思っているわけです。


と、いうわけで、本題に入りますが、私の人生で一番高い買い物。それは土地、不動産です。

買い物、というのとはちょっと違います。投資でもありません。
が、選択肢があり、決断が必要で、お金がかかる、という状況だったので、まぁ、今回の話題に含めてもよいかと。


身の丈を考えず、感情だけで決めました。

買い物というよりは、いわゆる相続なわけですが、今の私は借金王です。ちょっとした揉め事があり、余計な買い物まであったので、高くつきました。


新築分譲マンションの査定ですら通過しにくい収入で、まさに身の丈を大幅に超えています。

家族のために決心したことなので後悔はないものの、逆に、この問題がなかったら、もしかしたら、また違った人生を歩んでいたような気がしないでもない今日この頃です。

また、感情的な動機がなければ、さくっと売っ払って解決、今頃は悠々自適だったかもしれません。


詳細はあまり面白い話でもないのでいつか語るとして。
次世代のことも考えつつ、借金と生涯付き合っていく予定です。