kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

骨董車両。

私は、東京都内、京王線という私鉄沿線の生まれです。

 

ですから、当然のように、電車なら京王線、という、謎の贔屓目があります。

 

今は別の場所に住んでいますし、仕事の都合上で住まいを選んでいることもあるので、JR沿線です。

 

 

京王線の車両は、古いモデルは中古で他私鉄等に売却または譲渡されることがあり、私が幼少の頃に馴染んでいた車両も、まだ一部、現役で走っています。

 

私が小学校にあがる頃に姿を消した、京王線カラーになる前の緑色の車両も、何年か前まで走っていたようです。

京王線での、車両の使用年数というのは知りませんが、例えば10年と仮定すれば、もはや50年選手ということになります。私が生まれる前から走っていたわけですからね。

 

 

また、その後輩車両で、主に私の小学校時代に活躍した車両は、まだ地方私鉄に現役がいます。片扉と両扉のモデルがありましたが、いわゆる前期型である片扉だったと思います。

 

今は走っているのかわかりませんが、富士急にいたような記憶があります。濃紺色に塗り直されて走っていたような。

 

 

そして、有名なのは、千葉県の銚子電鉄です。

 

 

よく、社長がメディアに出ている、崖っぷちローカル線なので、ご存知の方も多いかと。

 

イベントで、京王線当時のカラーリングで走ったり、大正ロマン電車だったかな?そんなイベント車両のベースも、確か旧京王線車両だったと思います。

 

ちなみに銚子電鉄では、正確には中古の中古。一度、伊予鉄道だったかな?遠いどこかに売られた車両を、その後に銚子電鉄が買い取ったか、譲渡してもらったか。

 

先日、車両が故障してしまい、運行に黄色信号、というニュースがありましたが、京王線の技術的な部署か何かが修理にアドバイスとか手助けとか、そんな話がありました。

 

 

私からすると、隣県で走っている、思い出の車両。現役であるうちに、もう一度乗りたい。

そう思っているのですが、隣県だからこそなのか、いつでも行けるという気の緩みから、なかなか都合がつきません。

 

あの、低音で唸るようなモーター音、車両内に香る機械油の匂い。靴を脱いで、シートに膝を立てて外を眺めていた思い出。

 

 

ゴールデンウィークに、ふらっと行ってみようか、と、そんな気になりました(必ず行くとは言っていない)。

 

 

ちなみに、銚子電鉄You Tubeチャンネルもありますので、もし気になるなら見てみてください。貧乏赤字ローカル線の、面白自虐動画になっていて、私は好きです。

いらすとやさんの描く、京王線