kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

親から子への解説。

ロシアとウクライナの戦争が続いている。


私個人の感想としては、ここまで世論が統一された戦争も珍しい気がする。

ウクライナ側にも問題が、とか、ロシアがキレるにも理由があるとか、そういう話があるのもわかるが、ウクライナを支持し、停戦、終戦を求める声が明確にあるのに対し、ロシアを支持し、この戦争の大義をロシアに見る世論というのは、明確な形では聞こえてこない。


話は変わって、先日、私の遺伝子を継ぐ存在の、学芸発表会的な展示会みたいなものに顔を出したブログを書いたが、その会場の一角に、2月末の段階で、生徒たちが選んだ「気になるニュース」が掲示してあった。

新聞から、気になる記事を取り上げて、その見出しと、取り上げた理由を簡単に添えているものである。


思った以上に、ロシアとウクライナの戦争についての記事が多かった。

先生に、やれ、と言われてやっている側面もあるので、深く考えずに取り上げている生徒もいないわけではないだろうが、それでも、目分量で半分ほどは、この戦争を取り上げていた。


この戦争を、親は、子にどのように伝えるか。

国連の常任理事国である国が、なぜ世界の反感を買ってまで戦争を始めたのか。

もとは同じ連邦を形成していた二国は、なぜ、戦争をしているのか。

なぜ、他の国は介入しないのか。

日本は、この戦争に対し、どのような反応をしているのか。

この戦争がもたらす世界への影響。日本への影響。

ウクライナの現状。ロシアの現状。


親も、勉強しないとならない。

この戦争は、国連常任理事国で軍事大国でもある国が始めた戦争であるうえ、表向きの国際世論も味方についていない状態という意味で、近年には稀有な戦争ではある。

地域紛争、内戦、国同士の争いは各地にあるが、ここまで影響力のある国が、まわりの制止をふりきって突如始めた侵攻戦だ。

まるで、現代に突如、戦国時代の一場面が出現したかのような、いわば「露骨な戦争」である。


私は、うまく解説出来る自信はない。

ロシアが悪い、戦争は良くない、という結論に揺らぎがないとしても、どうして悪いのか、なぜ戦争を始めてしまったのか、と言った疑問に答えるには、私自身、勉強する時間が必要である。


コロナ禍の影響。戦争の影響。

21世紀になってまだ20年ほどであるのに、はや「世紀末」という言葉が浮かんでくる。

願わくば、これからの未来を生きる子ども達のために、少しでも希望を持てる結末を待つばかりである。

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親から子へ続く道(のつもり)