kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

世界地図。

スウェーデンNATO加盟となり、ロシア西方のバルト海を囲む国は全てNATOとなりました。

唯一、カリーニングラードがロシア領であり、そこにバルチック艦隊もおりますが、だいぶ手足をもがれた感じでしょう。そもそもカリーニングラードは飛び地であり、これで完全に四面楚歌というわけです。

本国であるロシアは、よくわかりません。ネット上でも様々な情報が飛び交っていますので、優勢に戦争を進めているような話もあるし、局地戦ではウクライナにボコボコにされているとも聞きますが、まぁ平和ボケした日本に垂れ流される情報ですら情報戦の一部かも知れませんから、仕方ありません。


そんな現在の世界地図を見ると、合従連衡という言葉を思い浮かべます。

北からロシア、中国、北朝鮮とつながっている縦の協力関係は、合従のようです。本来の合従の意味合いで考えるなら、強大な覇権国家への抵抗であり、では彼らが敵視する現代の覇権国家といえばどこかというと、まぁこれはアメリカです。つまり、アメリカに対抗した連合となります。アメリカは世界で一番西側にありますが、本来の合従も、西の強大国である秦に対抗するために発生しましたので、似ている構図かもしれません。

一方、NATOは連衡です。連衡とは横につながることを意味し、合従を崩すための策とされています。こちらは本来の連衡をそのまま当てはめるのは難しいですが、例えば旧ソ連を構成していた東欧の国々に対し、覇権国ロシアとの結びつきを弱めるためにNATOへ引き入れる、という構図があるのであれば、多少、連衡のそれに近いかもしれません。NATOにはアメリカも参加していますから、アメリカ側に引き入れてロシアの合従策を封じる、という意味で考えれば近いかも知れません。

ただ、本来の連衡で考えると、ゆくゆくは北朝鮮などの、ロシア・中国ラインにつながる国々をも引き入れて、ロシアの合従を崩してゆくことになります。まぁ、先ほどからロシアの合従、と表現していますが、盟主がロシアでよいのかどうか、は微妙です。


日本は、どんな位置づけになっていくのでしょう。

NATOを「反対側から繋ぐ」連衡の一部、ともいえるかも知れません。日本、台湾と、太平洋沿岸に沿って東西に繋いでいます。

ただ、ここは本当に細い鎖でかろうじて繋いでいるだけなので、中に囲い込んでいる猛獣を抑え込む力はありません。味方のように見えても、背中を預けられる国というのは多くありません。ここの鎖をもっと太く、頑丈にしないといけませんね。

ただし、ちゃんと鎖の役目を果たせる国であり続けられるか、という問題がありますけどね。とはいえ、なんだかんだでこのエリアのガチ西側陣営の国、という意味ではだいぶ重要な立場ですので、自覚していかないといけません。


妄想で、ダラダラと書き連ねてしまいました。イチ愚民の戯言です。

武士の国。