kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

謎語録。

「へ~い」

 

いつからか言うようになった、私の謎語録のひとつ。

 

先日、いわゆる配偶者から、自分にも感染ってしまって困っている、と苦情を頂きました。

 

そこで、そもそも自分はなぜ、こんな言葉を使うのか。なんとなく始まったので、しっかり検証したことはなかったんですが、ここでひとつ、整理してみようと思いまして。

 

 

まず、語源は単純に「hey」なんだと思います。言語に疎いのですが、アメリカ、もしくは英語圏で使用されているのではないかと。

 

〔喜び・驚き・当惑など〕へえ,おや,まあ,おっと;〔呼びかけ・注意〕おい,ちょっと;〔なだめたり弁解したりして〕おいおい,なあ(◆主に男性語)

引用:goo辞書

 

まぁ、完全国内仕様の私でも、だいたいの認識はあっているみたいです。

 

使用する場面ですが、日常の中で、行動を咎める、制止する、ツッコミを入れる、などの際、怒気を含めず声に出してアピールするのに重宝する、と言ったところでしょうか。

 

なので、「hey!」じゃダメなんです。「へ~い」なのです。平仮名であるところがポイントなのです。

 

「あ、怒ってる?」とか「イラッとさせちゃった?」みたいな思いを相手に抱かせず、むしろ膝から脱力させるような情けなさが必要です。

 

 

で。

 

使い始めはあまり記憶にないんですが、色々と記憶を手繰ってゆくうち、モチーフというか、原点はここだろう、というところに辿り着きました。パクリですけど。

 

 

その原点は、お笑いです。

古いものなので、今ではYouTubeで見るぐらいですかね。たまに特番をテレビでやっているかな。

 

言葉のない、動きだけのコントなのですが、唯一発する言葉が、この「へ~い」なのです。

 

これだけで、世代の人はピンとくるでしょうね。さらにヒントを付け加えるなら、タキシード。また、コント中のBGMもかなりインパクトがあり、認知度は高いと思います。

 

 

そう、ドリフターズの「ひげダンス」です。

 

 

あまりに有名ですので、リアルタイムを知らない若い世代でも、見たことはあるかもしれませんね。

 

つまり、私の「へ~い」は、事を済ませてさっさとソデに引き上げようとする志村けんを呼び止める際の、加藤茶の「へ~い」なのです。

 

半ばお約束のようなネタですし、それを受けて志村けんもウンザリした表情をしますが、それも含めての笑いだったことに、私は何か温かみを感じたんでしょうね。

その後、観客の子どもたちの声援で志村けんがやる気になっちゃうところまでがお約束です。

 

ドリフターズ、ということでは、他にもうひとつ、尊敬してやまないネタがあります。

 

仲本工事の、ズッコケです。

 

子ども心に、仲本工事の軸足からいくコケは見事だと思いました。体操選手だからでしょうか、コケた後の姿勢も綺麗で、なんとかあの雰囲気を出したくて、体育館で練習したぐらいです。

 

そんなわけで、私はけっこうドリフターズにリスペクトするところが多く、そんな中の、いい歳こいて発動したひとつが、「へ~い」なのです。

 

仲本工事のコケは、今やったら絶対にケガするので、封印済みです。

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著作権とかやばそうなので、ネコのヒゲで失礼します