kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

日常。

弁当を買ってきてガサゴソ開けていると、我が家に住まうネコが寄ってきます。

 

「いやぁ~美味しそうな匂いだねぇ、たまらないねぇ、いつもありがとねぇ」

 

みたいな感じで。

 

待て。お前は何を言っているんだ。これは私のだ。なんだいつもありがとねってのは。

 

私の膝に乗ってきて弁当をクンクンしている猫を追いやると、

 

「え、まさか一人占めする気じゃないよね?え?ずるくない?」

 

みたいな感じで、執拗に膝に乗ろうとします。

 

待て。お前は何を言っているんだ。これは一人前だ。そもそも、お前にやったら、お前が一人占めする気だろうが。

 

と、こちらも負けずに膝から執拗に追い払っていると、突然、猫が諦めます。

 

「あぁそう。あぁそう。あぁそうですか」

 

みたいな感じで。

 

そして、部屋の隅に行って、鬱陶しそうに私を見ています。

 

そんなことでは、私は心を乱しません。また邪魔しに来ないうちに、と完食し、お茶をとりにダイニングへ向かうと、彼はそっと動き始めます。

 

「あ!ないじゃないか!」

 

みたいな顔で、私の席で何度も弁当の器を隅々まで確認します。

 

ついでにペロッと、なめようとします。

 

待て。お前は何をやっているんだ。

はしたない真似はよせ。

 

私が抱えてどかそうとすると、

 

「なめるぐらい、いいじゃないかー!」

 

てな具合で、凶暴化し、なんとしても居座ろうと暴れます。

 

そこでしばらくケンカごっこみたいなことを1人と1匹で繰り広げていると、ネコは本来の目的を忘れ、エサを食べにいきます。

 

ネコとの日常です。

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