真似をするということと、エッセンスを取り入れるとか、技術のひとつとして自分の血肉とするのでは、仕上がりが変わってきます。
これは何においても言えることなんじゃないかと思いますし、例えば私のブログにも言えることなんじゃないかと思います。
私は熱心に読書をするタイプではなかったので、文章の書き方など、そういう勉強は全くしてきませんでした。
それでも、好きで一時期は熱心に読んでいた作家もおりますし、知らずにそういう本から「書き方」がインプットされてしまった可能性が、あるやもしれません。
そうなると、私は読んだ本の数や作家の人数はごく少数なわけですから、学んだのであればブログにも色濃く反映されるでしょうし、それはもしかしたら、他人が読んだら、真似をしているように見えるのかも知れない。
また、読書をするという意識ではなくとも、人はなんだかんだで、少なくない文章に触れてきています。雑誌もそうですし、仕事で目にする書類もその中に入れてもよいかも知れません。
私も、大枠としての「書き方」は、そのように無意識に学んだのかもしれませんし、だからこそ、テーマを決めたら、どのように書くか、という事を考えることが出来る。この、どのように書くか、を考えること自体が、書き方を学んできた証拠でもあるのではないかと。
いえね。
ブログをふらふらと読み漁っている時に、ふと、いかにも、という感じの文章に出会いましたので、なんとなく書いてみました。
繰り返しますが、私は学んできたわけではないので、具体的にどう似ているとか、そういう評価をできるわけじゃありません。
ただ、私としては、それがエッセンスを超えた「真似」に見えなくもなかったものですから。