スタジオミュージシャンには、なろうと思えばいつでもなれるよ。
ただ、仕事があるかはわからないけどね。
名乗る分には資格もいらないし、今日、今からでもスタジオミュージシャンになることはできるよ。
と、昔の事ですが、その業界で働いている、プロデューサーと呼ばれている人から言われたことがあります。
ちなみに、こちらから聞いたわけでもなく、私はその路線を目指そうとは露にも思わない程度の腕前だったんですがね。こういう時は黙って聞くのもまた作法。
そして先日、税理士さんのYouTubeチャンネルで同じことを言っているのを聞きました。こちらの場合は、スタジオミュージシャンという部分が、経営コンサルタントという言葉になっていましたが。
自分はどうしても、聞きかじったことに偏重してしまうクセがあります。
昔聞いた話から、音楽の世界こそは資格がなく(業種によりますが)、身につけたスキルとその実績の世界なんだなぁ、と思っていましたが、ちょっと引いて考えれば、そんなことは多くの界隈に見られる話で、音楽に限ったことではありませんね。
なので、学歴だの資格だのでは見えてこない「その人」というのはあるもので、おそらく自分も本来はそこを目指していたんじゃないか、と、今思えば感じます。
当時は自分でそれを明文化していませんでしたし、既に遠い過去の話で、当時の感覚は思い出せなくなっております。あくまで、税理士さんのYouTubeを視聴してフワッと感じた感覚に、どこか懐かしさを感じただけの根拠です。
なので、そこここに「すげー人」というのはいるわけで。
駅でいつもすれ違っている人。
バスで乗り合わせる人。
電車で同僚にブツブツ文句を言っていた人。
黙ってスマホを眺めている人。
そんな中に、実はすごく重要な部分で日本を支えていたり、心を潤してくれている人がいるかもしれない。
人って、すごいですなぁ。